7月に石垣島に行った時に1日予定が空いたので竹富島に渡った。40年ほど前に竹富島に行ったことがあるので今回で2回目。
竹富島までは石垣港離島ターミナルからウォータージェット推進で30~40ノット(時速55~74Km/h)で走る高速船で約10分。30~40ノットの速度が出る船はすごく早くて、走っている姿は高速船と言うより爆走船。 40年前はこんな高速船などはなく、2倍以上の時間がかかる普通の船か、逆にもっと早いホバークラフトが運行していた思う。
竹富島のフェリーターミナル。この日はここからまずはマイクロバスで2つの海岸を回って島の中央部分の集落の中に行く。
最初の海岸、星砂の浜ことカイジ(皆治)浜。この浜は下車して観光できた。 こうやって海岸を見るとどんな景色が待っているのだろうかとワクワクする。
この浜は潮の流れが早くて遊泳禁止なので泳ぐというより星砂を探す浜。遠くに見える島は西表島で、よく見るとその手前に平らな島(小浜島)が見える。 40年前に来た時から星砂(死んだ有孔虫の殻)は一生懸命探してやっと見つかる程度だったがいまでも変わらずそんな感じだった。 炎天下で一生懸命に星砂を探すよりも、木影で休憩しながらボーッと海を眺める方が気持ち良いだろうなぁと思える海岸だった。40年前と違って年をとったのかもしれない。
ここはコンドイビーチ。真っ白い砂浜でコバルトブルーの遠浅の海。すごくきれいだ。見るからに泳ぐと最高にきれいな海岸だろうと思うけど、実は超遠浅で泳ぐには適さず、水辺で水遊びをしながらのんびりするのに適したビーチなんだそうだ。 この浜はマイクロバスの車窓から見るのだけの観光だった。
これは星砂の浜からコンドイビーチに向かってマイクロバスが走った道。アスファルト舗装はされておらずコンクリートの道路。まさか竹富島にこんな広い道があるとは思わなかった。
これは平成12年(2000年)に新設された竹富島環状線。島の中央部分にある集落をぐるっと取り囲むように作られている。
島の中央部分の集落に入るとこんな感じ。たぶんこういう道が竹富島のイメージだろう。
マイクロバスは2つの浜と集落の回りを走ってここが終着点。 ここは竹富島の中心部分にある竹富島観光センター。 マイクロバス観光はここまでで、次はここから水牛車で集落を回る観光。この水牛車での観光はまた別記事で紹介するとして、水牛車観光のあとはレンタサイクルで島内を自由に回った。
この竹富島観光センターでは、すべて予約済みでレンタサイクルを借りることができず、歩いて探した友利観光で借りて、まず最初に向かったのがこの西桟橋。 西桟橋は海に向かって伸びた桟橋からきれいなサンセットを見ることができる夕日の名所。2005年に国の有形文化財に登録されたそうだ。 ここも星砂の浜と同じで遠くに西表島、手前に平らな小浜島が見えるが、夕日は西表島の方向に沈むそうだ。
遠くに見えるのがコンドイビーチ。西桟橋から海岸沿いを歩いて行けるそうだ。この西桟橋は1938年(昭和13年)に建設された長さ100m、幅4mほどの桟橋。竹富島は農耕地が少なかったため1972年までは西表島に水田を作り、耕作のために船や帆船で長時間かけ通っていた。そのための港として整備された桟橋なんだそうだ。ちょっと辛い歴史だ。 夕日が沈む時間にまたここに来たかったけど、日帰りなので石垣島に戻る船の時間もあって来ることができなかった。仕方ないのでネットで検索した画像がこちら。
撮影 2022年7月 にほんブログ村
コメント
沖縄の離島は何か所か行った事あるけど
竹富と小浜と西表は行った事ないのよね~
本当に綺麗な海だね❤
色々落ち着いたら 是非行ってみたいわ
ちびた>hisamiさん
今回の沖縄旅行は初めて海に入ることがない旅行でした。
沖縄の原風景をゆっくり楽しむには竹富島が一番です。でも西表島が最高です。
行ったことがありません。
白い砂浜に透明な海、憧れますね。
水牛の車で見物、時間が止まったようでしょう。
時間に追われる都会から想像ができません。
ちびた>西やんさん
石垣島は何度も来ていますが竹富島はまた別な雰囲気でした。
昔ならば水牛車でのんびりと回ることはなかったと思います。