いろいろ多忙でアップするのが遅れため、今週の高幡不動というより先週の高幡不動になってしまった(汗)
4月8日は花まつり(写真は4月7日)。毎年この時期になると高幡不動尊の不動堂前には、きれいな草花で飾った花御堂(はなみどう)が置かれる。
花まつりはお釈迦様の誕生を祝う仏教行事。花まつりには、いろいろな呼び方があるが高幡不動尊では灌仏会(かんぶつえ)と呼んでいるようだ。
誕生仏の像に甘茶をかけて祝う。仏様の頭から甘茶をかけるなんて、なんだか失礼なんじゃないか?と思うが、お釈迦様誕生の時、産湯を使わせるために竜が天から清浄の水を注いだという伝説に由来するので、失礼ではないようだ(笑)
甘茶接待所(自動給茶機)があったので甘茶を飲んでみた。
子供の頃に飲んだ麦茶に砂糖を入れた甘茶とは全然違って、ほのかな自然の甘みに、爽やかな後味がするほうじ茶のようなお茶だった。
境内は春の花が続々と咲きはじめている。
大日堂大玄関前のハナカイドウ(花海棠)、バラ科。
同じく大日堂大玄関前の花水木(ハナミズキ)、ミズキ科。
枝垂れ桜はまだ見頃。さらに遅咲きの山桜が咲きはじめた。
葉っぱが桜餅を連想させる(毎回同じことを書いている・・・)
青空と緑がきれいな時期になってきている、この背景の緑はカエデの若葉。
これはニリンソウ(二輪草)、キンポウゲ科だろうか。
小さな花だけどきれいに群生していた。場所はお鼻井戸付近。
1つの草から2つの花が伸びるのが名前の由来だそうだが、一輪草とか三輪草もあるようだ(笑)
スミレもたくさん咲いている。小さくて背も低いからちゃんと見ないとついつい見過ごす。
まわりに落ちたたくさんの桜の花びらが主役交代を感じさせる。
高幡不動尊にも大きくはないが藤棚がある。
この日はまだ少し早くて蕾(?)の状態。この週末あたりは、少し咲き始めているのではないだろうか。