昭和記念公園で咲き始めた夏の花。
まずはノウゼンカズラ、ノウゼンカズラ科。つる性の植物。
ノウゼンカズラは漢字で凌霄花と書く。つるが木にまとわり付いて天空(霄)を
しのぐ(凌)ほど高く登ることからついた名前だそうだ。
なんとなく南国ムードを感じる花。
花木園の菖蒲田となりでたくさん咲いているスイレン、スイレン科。
回りで咲いている花菖蒲は見頃を過ぎた状態。でも遠目で見る分にはまだきれい。
クロコスミア、アヤメ科。別名モントブレチア、ヒメヒオウギスイセン。
南アメリカ原産。鮮やかなオレンジ色が目立つ花。
花が咲く前の蕾が並んだ姿も面白い。
そしてこのさざなみ広場南西花壇周辺は、これから真夏にかけて次々とユリが
咲き始めるエリア。
まずはスカシユリ(透百合)、ユリ科。
スカシユリは花びらが重ならず隙間があることからついた名前。
黄色だけでなくオレンジ色のスカシユリも咲いている。
最初に黄色が咲いて、次にオレンジ色が咲き始めるのは高幡不動尊弁天池周辺と
順番が同じだ。
ユリがたくさん咲いている様子は涼やかな夏の高原のイメージ。
次はカサブランカなどオリエンタルハブリッド系のユリが咲き始める。