3月最後の週末の昭和記念公園。桜や菜の花が人を集めていたが、春の花が続々と咲き始めていた。
まずはモクレン科の花を3つ。
ハクモクレン(白木蓮)。文字通り白色のモクレン。
コブシ(辛夷)。果実にコブシ状のデコボコがあることが名前の由来。
遠くから見ると白色のサクラが咲いているようにも見える。別名田打ち桜、コブシが咲く頃に田植えを始めたことから。
シデコブシ(四手辛夷)。花の形が四手(玉串や注連縄に下げる紙)に似ているからついた名前。
ここからは、こもれびの丘の山野草。
イカリソウ(碇草)、メギ科。見た通り船のイカリに似ているからついた名前。
白色や紫色だけでなく、黄色の花もあるそうだ。
ちょっとわかりづらいけど、カタクリ、ユリ科がたくさん咲いている。
カタクリは京王百草園、高幡不動尊でも咲いているが、ここが一番たくさん咲いている。
もう花も枯れて葉だけになっている頃だけど、5月にはその葉も枯れて地下茎だけで来春まで過ごす。
シュンラン(春蘭)、ラン科。名前の由来はそのまま春に咲くランだから。
葉と花が同じような色なんで目立たない・・・。
アマナ、ユリ科。名前の由来は球根が甘くて食べることができるから。
ヒトリシズカ(一人静)、センリョウ科。4枚の葉を突き抜けて白いブラシ状の花が咲く。
源義経の妾だった静御前が1人で踊っている姿に見立てた名前。
ここからはこどもの森で咲いていたヒヤシンス、ユリ科。
私がヒヤシンスで思い浮かべるのはこの青色。下の明るい赤紫もなかなかきれい。
原種の色は青色だが園芸品種として様々な色が作り出されている。
ヒヤシンスは1863年頃に フランスからチューリップとともに渡来したそうだ。
ヒヤシンスは小学生の頃、水栽培で育てような気がするけど記憶があいまい。
これはヒヤシンスではなく、ラッパスイセンの大きい花と小さい花が一緒に咲いている光景
この所満開の桜の写真が続いたので、今回はちょっと地味な感じになったかな。