猛暑日となった日(6月9日)の昭和記念公園の様子(前回の続き)。
夏の花、スカシユリ(透かし百合)、ユリ科が咲き始めている。
花びらがつながっておらず、少し間隔があることが名前の由来だそうだ。
黄色の花が色濃い感じ。蕾もたくさんあるからまだこれからしばらくは楽しめそう。
スカシユリはしっかり上向きに咲くから写真が撮りやすい。
この色のユリの花を見ると、なぜかリリーの缶詰を思い出す。白桃の缶詰の色合いが結構似ているからか(笑)
場所は西立川口から水鳥の池の方に向かう坂道(通称ぶらぶら坂)。
この場所のすぐ裏手に、カサブランカなどが咲くエリアがあるけど、カサブランカはもう少しあと。
こちらは場所が変わってハーブ園そばで咲いていたデイリリー(day‐lily)。1日だけ咲くことからついた名前。ユリ科、ワスレナグサ科、ゼンテイカ科など植物分類体系によりいろいろなのが面白い。
仲間にユウスゲ(キスゲ)、ノカンゾウ、ヤブカンゾウなどがある。カサブランカのようなオリエンタル・ハイブリッド系のユリのような豪華さはないけど、素朴な美しさを感じさせる花を咲かせる。
この花は名札にはコモンマロウ(ウスベニアオイ)と書かれていたけど、タチアオイではないだろうか?
背景の青い色は青い色のヤグルマギク。わからないけど。
モナルダ、シソ科。別名タイマツバナ(松明花)。
名札にはベルガモットと書かれていたがベルガモットで調べるとミカン科の柑橘類が出てくる。それはこのモナルダの葉の香りがベルガモットからできる油の香りと似ていることからついた名前だからだそうだ。
まあタイマツに見えないこともないかな(汗)
この日の花木園菖蒲田の様子。
しっかり花菖蒲が咲いて見頃から見頃過ぎという感じ。
この黄色いのは花菖蒲?花菖蒲には黄色系の花がないため、その代わりに黄菖蒲(キショウブ)が重宝されたらしいけど、この花は明らかに黄菖蒲とは花びらの黄色の濃さと大きさが違う(黄色が濃くてもっと大きい)。しかも黄菖蒲はもっと早い時期に咲く。
インターネットを検索して見ると「愛知の輝」「金冠」「金星」という品種が黄色ではなくクリーム黄色の花菖蒲があることを見つけた。このうちのどれかかもしれない。