一度はきちんと教えてもらった方が良いと思っていたので、ちびたとお姉ちゃんをスキースクールに入れた。
お姉ちゃんは、シュテムターンができて、次はパラレルターンの練習という段階。女の子なのであまり急斜面には行きたくない感じ。
一方ちびたは、まさにスキーを始めた小学生の男の子って感じで、かなりの急斜面でも、ボーゲンでどこでも一気にガンガン行ってしまえる。
自分ではどこでも行けて特に困ってはいないので、足を揃えて滑るとかきれいにターンするとかよりも、どんどん滑りたいといった状態。
ちびたは練習よりもガンガン滑りたいって言っているので、お姉ちゃんだけをスクールに入る予定だった。
でも、スクール時間や講習費用を調べてみると何人かのグループでやる一般のレッスンよりも、家族・友人など3人まで一緒に見てもらえるプライベートレッスンにして1人のインストラクターにしっかり見てもらった方が費用対効果が高そうだったので、ちびたも一緒に教えてもらおうということになった。
ちびたはちょっと嫌がったけど・・・
親はどうせ暇なので子供たちのスクール中もそばで一緒に滑らせてもらって、どんな感じで何を教えるのか見ていた。
インストラクターは40代後半の大柄な男性で、みかけはイカツイ感じだけど、子供相手なのでやさしい口調で指導してくれた。
滑りの様子見を兼ねたウォーミングアップで緩斜面を一回滑ったあと、指導開始。一番最初に教えたのは、足を揃えてエッジを使ってグッグッと止まる練習。結構これをみっちりやった。
パラレルで足を揃えてきちんと滑るには、自分が思ったところできちんと止まれる技術を持つことと、ちゃんと止まれるという自信が必要ということ。
なるほどねスピードの恐怖は止まれないことの裏返し、パラレルで滑っていても、あるときボーゲンに戻ってしまうのは、ボーゲンならばちゃんと止まれるということを無意識で体が反応してしまうからなんだね。
さすがだね、やはり教えることのプロだ。当然と言えば当然だけど、それをきっちりやるのがプロだ
午前2時間、午後2時間、みっちりやったおかげで、2人ともちゃんと足を揃えて滑れるようになった
インストラクター曰く、「すごくうまくなった、あとは道具(=板を変える)だね」
そう、子供たちは親戚からのお下がりのスキー板なので、昔ながらのまっすぐな板。
いまはもうレンタルも全部カービングスキーになっていて、やはりかなり滑りやすい(曲がりやすい)とのこと。
親はもうカービングスキーに変えていて、変えたときになんだかうまくなった気分になった、そろそろ子供たちの板も買わなければ