マメ科のハギ(萩)、桔梗や撫子などと共に秋の七草のひとつ。
この写真はちょっとピンボケなのが逆に幸いしてソフトトーンな雰囲気に撮れた、偶然なんだけど
秋のお彼岸に供える「おはぎ」は、秋を代表する花の「萩」にちなんで「萩餅」から「御萩餅」で「御萩」と呼ばれるようになったそうだ
ちなみに春のお彼岸に供える「ぼたもち」は「牡丹」にちなんで同様に「牡丹餅」から呼ばれるようになったそうだ。萩は秋の七草のひとつだけど牡丹は春の七草ではないけどね
クマツヅラ科のコムラサキ(別名コシキブ)。実が紫色で美しいので観賞用として庭木で栽培される。同じ仲間によく似たムラサキシキブというのがあるが、庭木は多く密集して実がつくため見映えがするこのコムラサキがであることも多いそうだ
見分け方としてはコムラサキは葉の先端半分にだけ鋸歯があるが、ムラサキシキブは葉全体に鋸歯があることらしいが、変種や園芸品種も多く明確な判断は難しいとのこと
秋にきれいな紫の実をつけるから風流なイメージで「紫式部」というような名前をつけたのかな?同じ仲間で白い実をつけるシロシキブというのもあるようだが、そうなると紫式部から少し離れてしまうなぁ
ヒユ科のケイトウ(鶏頭)。見ての通りその形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名に。花の色は赤、黄、ピンクなど、形も丸くなるもの槍のようにとがるものなど、いろいろな形がある
下の写真の花は見た目が鶏冠というより脳みそって感じ。サンゴにも脳に似ていることから名前がついたキクメイシ科ノウサンゴ属というのがあるけど、そちらに似ている
(下写真)アップで撮ってみたらベルベットのような雰囲気。なんだかすごく柔らかで暖かそうに見える花だが実は寒さには弱いらしい。見た目と強さは関係ないのか・・・
なんだか久しぶりに散歩道の花の写真をアップしたような気がする
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