この黄色い小さな花の集まりはセイタカアワダチソウ(背高泡立草)、キク科。
普通に見るとこんな姿なんだけど、アップで見るとちょっとイメージが違う感じがする。
北アメリカ原産の帰化植物で、同じ帰化植物で花粉アレルギーの原因となるブタクサと間違われて悪いイメージが定着しているが、この花は虫が媒介して受粉を行う虫媒花であり、風で花粉を飛ばす風媒花ではない。完全に濡衣
これはアップでみたイヌタデ、タデ科。
セイタカアワダチソウと違って、イヌタデはこの部分だけでもわかる。全体的見るとこんな感じ。
「蓼食う虫も好きずき」の蓼(タデ)は独特の香りと辛味があって薬味や刺身のつまなどに用いられるヤナギタデ(柳蓼)のことで、それに対して葉に辛味がなく、食べられないことからイヌタデとついたそうだ
先日昭和記念公園で見たイヌショウマ(犬升麻)に続いてまた八つ当たりな命名
この小さい花はミゾソバの花。このミゾソバもタデ科。
ちなみにこの花びらのように見えるのは花びらではなく、ガク(萼)だそうだけど、まあそれはさておき、かわいい花だね
全体的に見ると、こんな感じ。葉の形が牛の額に似ているということで別名がウシノヒタイ(牛の額)。なんのひねりもなく見たまんまの命名
このミゾソバは新撰組副長土方歳三の生家が製造・販売していた石田散薬といわれる薬の原材料。これを撮った田んぼも土方歳三の生家(日野・石田村)のすぐ近く
日野市のこのあたりは石田、下田、新井という3つの「字」が入り組んでいてわけがわからない・・・
以前、高幡不動尊の土方歳三像のすぐ後ろでもこのミゾソバが咲いていたけど、枯れてしまっていまはまったく生えていない
これはオキザリス?紫カタバミ?
バッタがそばにいたのでこの花の名前を聞いてみたけど、答えはなかった・・・
写真を撮った田んぼはすでに稲刈りが終わっていた。あれ?ノッポさん?
ここは、市民農園のように貸出をしている田んぼのようで、先日たくさんの家族連れが来て稲刈りをやっていた。でも、そのあとはちゃんとプロがお手伝いしたんだろうね。
我が家のホトトギス。昨年は写真を撮るタイミングが悪かったけど今年はちゃんと撮ることができた
こうして散歩道で写真を撮ってブログにアップしていなかったら、我が家の玄関先で咲いているこの花がなんていう花なのか、全然知らなかっただろうなぁ・・・