昭和記念公園の8月の花といえば、ヒマワリ、ナツズイセン、そしてこのサギソウ。
サギソウ(鷺草)はラン科らしく、ちょっと変わった花の形をしているが、名前の通り白鷺が羽を広げて飛んでいる姿に見える。
また別の名前の由来では、姫君が手紙をサギに託すが、そのサギが途中で射落とされ、その落ちた後にこの花が咲いたというもの。
この話、世田谷城のお姫様だったり、落ちた場所が多摩川のほとりだったりする話だからか、世田谷区の花になっている。
もう1つ白鷺と言えば、白鷺城とよばれる姫路城(正しくは「はくろじょう」と読むらしいけど)。このサギソウはちゃんと姫路市の市の花にもなっている。
山の斜面を白鷺がたくさん飛んでいる様子を山の尾根から眺めている感じ(を想像してね)。
昭和記念公園のサギソウまつりは8月4日から8月31日まで開催。
これは街路樹としても良くみかけるサルスベリ、ミソハギ科。
この花は花びらがシワシワで1輪1輪の区別がよくわからない。全体として楽しむ花かな。
暑い夏の時期に100日間も花を咲かせる偉い花、ということで百日紅とも呼ばれる。サルスベリを仮名漢字変換すると百日紅になる。
しかし、上には上がいて、こちらは1000日という名前の千日紅、ヒユ科。
夏から秋まで花の色が褪せないから付いた名前だそうだが、いくらなんでも1000日はないよねぇ、1000日といえば3年近いもんね。
上のような濃い赤紫色だけでなく、ピンク色や白色もあって咲いている様子は色とりどりな感じに見える。
西立川口そばで涼しげなミストのカーテン。
風鈴もあって、「涼」を呼ぶ!って感じ。
下を歩いてみたけど、特に涼しくはなかった・・・
さすがに真夏の炎天下じゃあ無理だったのかな。目だけはしっかり涼しませてもらいました