2月の昭和記念公園の様子。
12月に見頃を向かえるはずで育てられたアイスチューリップが寒波・低温の影響で遅れてようやく見頃に。
赤に黄色い縁取りの花びらはキースネリスという品種。
アイスチューリップは球根を冷蔵処理して寒いこの時期に咲くようにしたチューリップ。普通のチューリップよりも花のもちが良いそうだ。
このピンク色はクリスマスドリーム。12月に見頃になればちょうど良い名前だったのにね。
毎年見事な光景を作り出す渓流広場のチューリップは準備中。
地面に線を引いて、花が咲いた時にきれいな模様になるように色を考えて同じ品種の球根が植えられる。
この日も冬らしい寒い日。
ここは雪の上でソリ遊びができるコーナーが作られていた。寒いのであまり溶けていない。
苗場スキー場から100tの雪を運んできたそうだ。苗場スキー場からというのは確か昭和記念公園の造園管理が西武系の業者になったことも関係しているのだろう。
花が少ないこの時期、いろいろ企画が考えられている。
これは渓流広場レストラン前で期間限定で開催されているBONSAI Cafe(盆栽カフェ)。
盆栽とカフェが融合された盆栽カフェは、松盆栽のシェア8割を占めるといわれる香川県高松市で不定期に開催されているんだそうだ。
日本が誇る盆栽を世界に広める新感覚イベントで盆栽がたくさんおかれているカフェでボサノバの生演奏。面白い取り合わせだ。盆栽には琴の演奏が似合っているようにも思うけど、それは既成概念なんだろうね(汗)。
もともと昭和記念公園には盆栽苑があり、常時盆栽が展示されていることもあって、盆栽を対象にした国際的な集いの場に発展していくことを目指しているとのこと。でもこの時期はまだちょっと寒い・・・
この時期に昭和記念公園を訪れる目的の1つはこの節分草。キンポウゲ科の小さい花。
松ぼっくりの大きさと比べてみてみるとその小ささがわかる。
その名前の通り節分の頃に咲く。昭和記念公園でもだいたい節分の頃に咲くが今年は少し遅め。
自生地の環境破壊や乱獲で希少植物になっているようだ。もちろん昭和記念公園のこの場所も自生しているわけではなく、ちゃんと整備・管理されて咲いている。