5月最後の週末、東京多摩地区はいい天気になった。特に土曜日は湿度も低くて快適な散歩日和。
先週はござれ市の露店が木の真下にあって、ちょっと写真が撮り辛かった奥殿横のヤエウツギ、アジサイ科。
蕾の時は薄ピンク色している。
同じ奥殿横には初夏のイメージの花、ホタルブクロ、キキョウ科が咲きはじめた。
よく見るとこれはヤマホタルブクロかもしれない。その見分け方は花びらの根もと萼片の間が反り返っているとホタルブクロ、盛り上がっているとヤマホタルブクロなんだそうだ。
大日堂前で早くから(装飾花が)咲いていた黒姫アジサイの(本物の)花が咲き始めていた。
中心の小さいのが(本物の)花。
同じく大日堂の前のミヤマヤエムラサキ(深山八重紫)。
これも咲いているは装飾花だけど紫色で八重の装飾花がなかなかいい。結局、装飾花の特徴で名前が付いていることになる。
スカシユリ、ユリ科が咲き始めた弁天池の回りが賑やか。
スカシユリ、これも初夏の花だね。
こういう明るめの写真の方が初夏っぽいかな(笑)
珠状に咲く大きな西洋アジサイも弁天池回りが早くて、ちょっと色付き始めている。
でも、西洋アジサイが壁のように咲くこの場所はまだこんな状態。
ここのアジサイの根もと付近に咲いているユキノシタ、ユキノシタ科。
アジサイは分類体系によってはこのユキノシタと同じユキノシタ科。アジサイの下で咲いているのも何かの縁かもしれない(笑)。
あじさいまつりは雨の時期。雨に備えて、山内の道やお地蔵さんの前などが整備されている。
お参りをする人への優しい心遣い。
第30回あじさいまつりは6月1日から7月7日まで。
6月1日といえば、もう次の週末。
西洋アジサイにはまだちょっと早いが、山アジサイは結構咲き始めているだろう。