4月26日から5月6日まで京王百草園は春の百草園まつりが開催されている。
春はいつ来るんだ?なんて言っているうちに若葉の緑がすごくきれいに見える季節になった。
この時期らしく園内のいろいろなところでツツジがきれいに咲いている。
金閣寺垣と呼ばれる垣根。
垣根にも種類があって、建仁寺垣、光悦寺垣、竜安寺垣、銀閣寺垣などたくさんあるそうだ。
ツツジの前に咲く牡丹。
大輪の牡丹はすごく豪華なイメージ。
地味な春の花もたくさん咲いているのが百草園のいいところ。
例えば、このウラシマソウ、サトイモ科。
花から伸びる細長いひょろひょろっとしたモノを浦島太郎の釣り糸に
見立てた名前。
こちらはムサシアブミ、サトイモ科。
馬具の鐙(あぶみ)、それも武蔵の国で作られた鐙のタイプに似ているからついた名前。細かいね(汗)
チゴユリ(稚児百合)、ユリ科。地味だからか、初めて見るような気がする。
たくさん咲いている様子が「稚児行列」に似ていることからついた名前。
エビネ(海老根)、ラン科。
花の形が海老の尻尾に似ているからかと思ったら全然違う。茎とそこからはえる根の様子から・・・
そんなの見えないよ(汗)
ツリガネスイセン(釣鐘水仙)、ユリ科。この時期いろいろなところで見かける。
これも見た目。葉が水仙、花が釣鐘に似ているからついた名前。
ヤマブキソウ(山吹草)、ケシ科。この花に似たやまぶき色したヤマブキ(山吹)はバラ科。
この花はそのヤマブキの花に似ているからついた名前だそうだ。
ノダナガフジ(野田長藤)、マメ科。こちらは盆栽のもの。
こちらは藤棚のノダナガフジ。こちらはもう少しかな。
上写真は4月26日の様子。 京王百草園のホームページによると藤棚のノダナガフジも今はきれいに咲いているそうだ。