高幡不動尊恒例のあじさいまつりがこの週末6月1日(日)から始まった。
今年で第31回目ということは、ちょうど私が社会人になった頃から始められたことになる。
私の社会スタートは、この高幡不動尊と同じ東京都日野市に勤務。
しかし高幡不動尊に訪れるどころか、ここであじさいまつりが開催されていることすらまったく知らなかった。
その後30年を経て、ほぼ毎週、ここに散歩で訪れる生活習慣になるなんてね(笑)
そんな昔のことはさておき、梅雨入り前でいい天気に恵まれた境内。
いい天気どころかすでに真夏日。
あじさいまつりの前半に見ることができるのは、水色やピンク色の花が球状になった
西洋アジサイではなく、日本が原産地で山に自生しているこんな可憐な山アジサイ。
これは山アジサイ紅。今はまだ薄紅色だけど、だんだんと濃くなって最後は濃紅色になる。
山アジサイ クロヒメアジサイ(黒姫紫陽花)。地名の黒姫ではなく、黒い姫紫陽花。
花びらのように見えるのは実は萼と呼ばれる装飾花で真ん中に小さく集まっているのが花だそうだ。
山アジサイ綾。このアジサイは真ん中の小さな花の密集部分が見えないね。
エゾアジサイ オオミ(青海)。エゾアジサイは山アジサイの一種なんだそうだ。
あじさいまつりの時期は、境内奥の豊泉寮にある茶室に入ることができる。
ここは普段は関係者のみが立ち入ることができる場所だけど500円でお茶がいただける。
茶室の前はツツジがきれいに咲いている日本庭園。
獅子おどしがあるとあたりが静かな雰囲気になる。
この葉が長いのは枝垂れモミジというかな。こういうモミジも日本庭園らしさを演出する。
この時期に色づいているということは、赤枝垂れ、手向山と呼ばれる品種だろうか。
これはザクロの実、まだこれからどんどん大きくなるんだろうね。
山アジサイより半月程度遅い西洋アジサイも、少しずつ咲き始めている。
まさに咲き始めの西洋アジサイ。背景は新緑と紅葉しているノムラカエデ(野村楓)。
背の高い西洋アジサイや額アジサイが壁のように咲く、人気のこの場所(四季のみち)は
下の写真のように、まだほとんど咲いていない。
下の写真は昨年6月中旬の同じ場所の様子。
西洋アジサイ見頃は例年6月中旬以後になるので、毎週ここの様子を写真に撮りたいが、
問題は週末の天気。
さっそく次の週末は天気が悪く、関東地方も梅雨入りするかもしれないという予報が出ている(汗)。