今回は日帰りバス旅行で行った静岡県駿東郡清水町にある柿田川公園。
東京以外の記事はすごく久しぶり(笑)。
柿田川は大量の富士山の湧水を水源とする日本で一番(1.2Km)短い一級河川。
柿田川公園には、1日100万トンの水量を誇り東洋一と言われる湧水がまさに
湧き出るところが観察できる展望台がある。
これが第一展望台から見た柿田川の源。当たり前だけど水がすごくきれいで、
高知県の四万十川、岐阜県の長良川とともに日本三大清流と言われている。
上写真の左下の色が変わっている部分が水が湧き出ている「わき間」。
わき間をアップしてみる。動画の方がよかったかも。
そばに行って手で触ってみたい・・・。
第一展望台の右側でも水が沸いている。
右側の色が濃い円形部分をアップ。
ここから右側には川はないから、まさにここから柿田川が始まっている。
柿田川公園付近のこの地図を見れば、ここから川が始まっていることがよくわかる。
こちらは第二展望台。ここから見ることができるわき間は神秘的な青色。
これは繊維会社の取水口跡で、直径は約5m、深さ数mあるそうだ。
青く見えるのは、水が赤い光を吸収し、吸収されない青い光が見える(散乱する)
からで、非常にきれいな水で起きる現象。
ここは近いのでアップで見ると水が湧き出ているのがよく見える。
第二展望台の全景。真ん中の出っ張ったところからわき間を見ることができる。
この湧水は富士山に降った雨や雪が三島溶岩流に浸透して、先端となるこの
場所から湧き出たものだそうだ。
柿田川公園は、わき間や柿田川を眺めることができる遊歩道が整備されている。
日本名水百選にも選ばれている柿田川の湧水を使った豆腐が売られている。
豆腐は買わずに豆腐ソフトクリームを食べたが、まさに豆腐を食べているような
ソフトクリームで美味しかった。
最初、私はこの清水町と清水市を混同してしまっていたが、この駿東郡清水町は
静岡県の東部、伊豆半島の付け根に位置する町。一方の清水市は静岡県の
中央部に位置し、現在は静岡市と合併して静岡市清水区などになっている。