平年より7日遅く28日(木)に梅雨が明けた東京多摩地区。
7月最後の週末、30日(土)は、まさに梅雨が明けたという感じの晴天。
久しぶりに境内の不動堂の姿をトップにしてみたが、暑くて参拝者はまばら。
大日堂につながる山門そばで咲いているノリウツギ、ユキノシタ科又はアジサイ科。
アジサイに似ているけどアジサイではないので、花は切られずに残っている。
和紙をすく時の糊をとったことからついた名前だそうだが、他のウツギとは花がかなり違う。
六地蔵さんの回りは山の陰になることと、木が生い茂っているので、ひんやりとしている。
セミの鳴き声がする中、六地蔵さんの横を登っていくと鐘楼があるが、その手前に
キツネノカミソリ、ヒガンバナ科が咲き始めていた。
セミの抜け殻を発見。旬の花から空に飛び立てたセミは幸せモノだ。
キツネノカミソリはまだこれから、花が少ない時期にありがたい存在。
少しひんやりとした山の中から出ると猛暑。
露店もなく歩く人もほとんどいない。ちょっと広く見える。
梅雨明けしてから安定した晴天が続くことを梅雨明け10日というが、気象庁に
よると、今年の関東地区はこの言葉のように安定した晴天が続かないそうだ。