昭和記念公園の菜の花とソメイヨシノのコンビネーションが終わると、
次の楽しみは渓流広場のチューリップガーデン。
今年何度も昭和記念公園を訪れているが、この日は今年最高ではないかと
思うぐらいの人の多さだった(箱根駅伝予選会の日を除く)。
色や形が違う230品種、23万球のチューリップが渓流沿いにきれいに
デザインされ配置されている。
こういう風景はチューリップの本場オランダの「キューケンホフ公園」が
有名だけど、昭和記念公園もキューケンホフ公園の園長だった方を呼んで
監修を受けたそうだ。
でも、キューケンホフ公園をそのまま再現するのではなく、日本らしさ
を意識したオリジナルなデザインにしたそうで、それはここに桜が
配置されているところにも表れているんだと思う。
今年はソメイヨシノの開花が遅かったので、チューリップとソメイヨシノが
一緒に楽しめる貴重な週末となった。
散った花びらが、この時期らしい光景を作っている。
水面でキラキラしているのが花びら。
渓流広場の下流の池の回り。この日はまだちょっと咲きかけの品種もあった。
どこを見ても様々な色合いのチューリップがきれいに配置されている。
そしてこの青いムスカリ。上の写真でもちょこちょこ青い部分があるが、
この青さがすごくいいアクセントになっている。
ムスカリも14万球植えられているそうだ。
これはアルマーニという、どこかで聞いたことあるような名前の品種(笑)
これはパープルプリンスという品種。
ちょうど1年前(2016年4月21日)に亡くなったプリンスとその代表曲
「パープル・レイン」(1984年)を一緒に思い出す名前と色。考え過ぎ?(笑)
今年は下写真のようにいろいろな品種を混ぜて植えている場所があった。
同じ品種を集めて植えられているのに見慣れているが、こういうアラカルトって
感じもなかなかいい。
ここはすごくカラフル。フルーツが一杯あるような色合いで美味しいそう。
今度の週末も見頃のチューリップが楽しめるだろう。
チューリップは枯れ始めると花びらがボロっと落ちてしまって見た目に
はっきりとわかってしまう品種もあるので、すべてのチューリップが
見頃の状態で見ることができる、最後の週末になるかもしれない。
昭和記念公園(Vol.207)
(撮影 2017年4月16日)