2017年1月9日に開催されたどんど焼きの様子。
地元の自治会が開催するこのどんど焼きは2010年から復活して、今回で8回目となる。
どんど焼きは、地方によって左義長などとも呼ばれ、小正月(1月15日)に日本全国で
行われるお正月の行事。
焼いている火にあたると長生きするとか、焼いた団子食べると病気をしないなどと言われる。
前日までの組み上げられたヤグラに正月飾りや書き初めなどを巻きつける。
ヤグラの準備は11月下旬から材料となるカヤや竹を浅川の河川敷や地元の
山から集めてくることから始まっている。 約2ヶ月間、かなりの労力が費される。
どんど焼きが復活した2010年から3年間ほど私もお手伝いしたけど、寒い時期に
本当に大変な準備が必要。
ヤグラを焼いたあとの火で焼くための団子も準備されている。
これは当日の朝から団子1500個、竹1本に3個ついているので500本が用意された。
着火は11:00。3箇所から着火。もう1箇所は裏側で見えないけど・・・
万が一の事態に備えて、地元の消防団がすぐに放水できるように待機。
これくら離れていても、結構な熱を感じる。
上写真は着火して左上から順に1分、2分、3分、5分。
長い期間準備して組んだやぐらもわずか5分で焼き崩れてしまう。火は本当に怖い。
5分ほどでヤグラは崩れてしまい、後は消防団員が危なくないぐらいになるまでに火を整える。
焼き崩れてから火を整えている時間がかなり長く、その間に竹に刺さった団子が配られる。
じっと子どもたちが待つ中で、団子を焼いてOKの合図が出たは11:50頃。
子どもたちが一斉に団子焼き始める。私も息子が小さい頃は一緒に団子を
焼いたことがあったけど、油断すると地面についてしまう。
なんだか釣り堀みたいだ(笑)
この日は、前日からの雨が朝方にやんだものの、着火前の10時ぐらいから再び
小雨が降ったりやんだりするコンディションだったけど、無事に開催されてよかった。