屋久島旅行の途中で種子島宇宙センターからのH2Aロケット40号機(H-IIA・F40)の発射の様子を見るとこができた。
このロケットは温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)と観測衛星「ハリーファサット(KhalifaSat)」が搭載されているそうだ。
2018年10月29日13時08分、発射のほぼ瞬間。写真のファイル名がタイムスタンプになっているが、カメラの時計が約30秒ずれている(汗)
添乗員さんのスマホで打ち上げのライブ中継を横目で見ながら、遠方の種子島を見ているとロケットらしき炎が見えた。
上の写真を目一杯拡大したのが下写真。なんとかロケット本体が写っている。
地元のバスガイドさんが、宇宙センターはたぶん赤い灯台の左側と教えてくれたけどさすがバッチリ。
最初の写真(発射のほぼ瞬間)から71秒後。
上の写真を目一杯拡大したのが下写真。ロケットが飛んでいる姿が見える。
テレビ中継だと普通のこれぐらいで見るとこができる、旅行だったので望遠レンズを持ってこなかったのが残念。
最初の写真(発射のほぼ瞬間)から111秒後。
もうこのあとはロケットが飛んでいる様子がわかなくなったが、JAXAのリリースでは打ち上げ後この経過時間あたりで固体ロケットブースターの燃焼が終了している。
ロケットはまっすぐ飛んでいるはずなのに、なぜかラセン状になるのが面白い。
その後も、ロケットは計画どおり飛行し、打上げから約16分09秒後に「いぶき2号」を、約24分15秒後に観測衛星「ハリーファサット(KhalifaSat)」を正常に分離し、予定の軌道に投入され、ロケットの打ち上げは成功したそうだ。
打ち上げの様子を見たのは屋久島の安房港そばの海岸。バスガイドさん曰く、直線距離で約30Kmの種子島宇宙センターがほぼ真正面に見える絶好の場所で、地元の人もたくさん見に来ていた。
これは打ち上げの様子を見ていた海岸で咲いていたハイビスカス、アオイ科。さすがに九州の南にある島だね。
地元のバスガイドさん自身も、何度かロケット打ち上げの様子を屋久島から見たことがあるそうだが、打ち上げの時に居る場所があまり良くなかったり、打ち上げの途中で雲に隠れたりすることも多く、これだけきれいに見ることができたのは、今回のツアーでは行かない、往復10時間かかる縄文杉を見るよりも貴重な経験かもしれないとのこと(笑)。
ツアーの行程を変更してロケット打ち上げの様子を見ることを提案してくれた添乗員さんに感謝だね。添乗員さんはこんなチャンスは滅多にないから自分も是非見たかったからと笑っていた。