2019年5月1日、令和最初の日の高幡不動尊。五重塔前の牡丹。
今年のゴールデンウィークはなんだか天気が安定しない。
それでも境内に人が多く、しかも不動堂に上がる階段に列が出来ている。4月末の春季大祭が終わったあと、5月のゴールデンウィークにこんな列ができるのは初めてかもしれない。
コデマリ(小手毬)、バラ科。小さな花が手鞠状に咲くことからついた名前。
コデマリの背景、社務所前に行列が出来ている。
たぶん令和初日の御朱印をもらうための列だろう。ここにこんな行列ができるのは見たことがない。それでも10時間待ちになった明治神宮に比べたら・・・。
高幡不動尊の山内で咲くこの花はヘビイチゴ(蛇苺)、バラ科。
ヘビが出そうなところに生えるとか、ヘビが食べるようなイチゴとか言われる。毒はないが甘みもないそうだ。
少し以前から咲いている、シャガ、アヤメ科。
これは弁天池そばで咲くアヤメ(菖蒲、文目)、アヤメ科。
花びらの根元に網目模様があるのがアヤメの特徴。
アヤメのそばで咲きはじめているのが、カキツバタ(杜若)、アヤメ科。カキツバタは花びらの根元に網目模様はなく白い斑紋がある。この斑紋が黄色なのはハナショウブ(花菖蒲)で咲くのはもう少しあとになる。
アヤメ科の花が次々と咲き、季節が春から初夏に移りつつある感じ。
ゴールデンウィークはフジ(藤)、マメ科の季節。以前はここにこんな藤の木はなかったと思う。
フジの花に近づいて見るとマメ科らしい花。
天気予報では令和初日は小雨だったが、午前中はたまに薄日も差すぐらいの天気になった。でも夕方からは雨。なんだかよくわからない天気が続くゴールデンウィーク。