5月の散歩中にいろいろな場所で見つけたアヤメ科アヤメ属の写真
アヤメ科アヤメ属って大雑把ないい方しているけど、実はアヤメかカキツバタかハナショウブなのか相変わらずよくわかっていないから
でもこの時期には欠かすことの出来ない花たちだよね。
上の花と下の花が違うことぐらいは見ればわかる。上はハナショウブで下がカキツバタだろうか・・・
これも上のとは違う花のように見えるなぁ・・・
インターネットで調べると、簡易的な見分け方として、花びらのつけ根の部分が黄色だとハナショウブ、白いとカキツバタ、網目状になっているとアヤメなんだそうだが、う~んなんだか微妙だなぁ
写真を撮る時にしっかりとこのことがわかっていれば、もっと近づいて花びらの付け根もしっかりと撮ってくるんだけど、昨年悩んだことをもう今年は忘れているからちゃんと撮っていない
これは花全体の色が違うからわかりやすい、キショウブだ
以上が日本代表、ここから欧米代表のジャーマンアイリス。
日本名がドイツアヤメってことはドイツ原産かと思ったら地中海原産のアヤメが自然交雑したものを元に品種改良した園芸種なんだそうだ
この色の花が一番代表的な色かな。
でもジャーマンアイリスは非常にたくさんの色がある。
ハナショウブやカキツバタは湿原に咲く花、アヤメは特に水には関係ない場所に咲き、このジャーマンアイリスはどちらかというと乾燥した土地を好むそうだ。同じような花を咲かせるけど土の好みは違うってことだね
ジャーマンアイリスの中で私のお気に入りはこの色。桃の缶詰を思い出す色。また食べ物につながってしまった
日本代表のハナショウブも園芸品種がとても多い。江戸系、肥後系、伊勢系などにわかれるそうだが、これってまさに菊の花と同じ
園芸品種が多くなると色や形がさまざまになるから、さらに見分けがつかなくなってくる。例えば下の写真なんかどっちだ?って思ってしまう。
左の少し紫色の縁取りが濃い花はハナショウブっぽい感じだけど、真ん中の花を見るとやっぱりこれらはジャーマンアイリスかな。
最後は再び(たぶん)ハナショウブ、よくみると趣がある。古くから日本人に愛されてきただけある花だね。
ちゃんと見分けるためには花だけでなく、茎や葉っぱなども観察しないとだめなんだろうね。毎年同じようにわからずじまいで全然進歩がない私だ