7月の昭和記念公園の花たち。暑い日でした・・・
やはりこの時期は水辺に咲くハス(蓮)から。ソクレヒン(即非蓮)と書いてあった。
つい先日までここはスイレンだけだったのに、いつのまにかハスだらけになっていた。
夏の早朝をイメージするする花だけど仏様の花でもある。
柔らかな色あいを撮るのが難しい。
同じ湿地にミソハギ、ミソハギ科。
「みそぎ」は水を注いで邪気や悪魔を祓うことで、お盆のときにこのミソハギの枝を水に浸して仏前のお供物にみそぎをしたそうだ。そもそもこの「みそぎ」という言葉も「みそはぎ」を略したものという説もあるそうだ
これはフロックス。オイランソウ(花魁草)とも呼ばれる。ハナシノブ(花忍)科。
この花の香りが花魁の白い粉の香りに似ていることからこの名前になったらしい。
熱帯のイソギンチャクのようなこの花、アーティチョーク(朝鮮アザミ)、キク科。
花の最盛期を少し逃したようだった。
イタリア料理などでは、開花前のつぼみゆでて食用にするそうだ。
サマーラベンダー、ヒユ科ケイトウ属。見た目がラベンダーだったり、夏に咲く花だったりしてサマーラベンダーと呼ばれる花はほかにもいくつかある。その中でこれはラベンダーのような鶏頭(ケイトウ)だね。
少し離れて見るとロウソクに灯火が点いたような花。
真っ白なくちなしの花。
これだけ真っ白なくちなしの花はなかなか見かけませんね、渡哲也さん
昭和記念公園のひまわりはまだこれからのようだった。
ひまわりは盛夏らしい花。これはバレンタインという品種なんだそうだ。
ひまわりの咲く花畑のすぐ横には長く続く雰囲気の良いイチョウ並木。
遠近感がわからないので人を入れた。秋の紅葉の時期には人が列をつくるこの場所も、いまは人が少なくてここを歩いてくれるまで結構待って撮った。