散歩道の夏の花。
大きなハイビスカス、アオイ科が団地の花壇で咲いていた。すごく大きい花だったからアメリカフヨウ(草芙蓉)かとも思ったけど、やぱりこれはハイビスカスだよね。
このハイビスカスを筆頭にアオイ科は南国の花の象徴。
散歩道は南国ではないのでハイビスカスではなくフヨウ(芙蓉)やムクゲ(木槿)の花が多い。
見かけることは少ないが八重の花もきれい。
木槿と芙蓉は雌しべの先端に違いがあるそうだ。この花は木槿かな。
これはタチイアオイ(立葵)、同じフヨウ科。夏の花だなぁとは思うが南国のイメージがあまりないのはなんでだろ~ぉ、なんでだろ~ぉ。
タチアオイの八重咲き。
グラジオラス、アヤメ科。上から下までずらっと花を咲かせる夏の花。
トウショウブ(唐菖蒲)やオランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)ともいうそうだ。
グラジオラスはラテン語で剣(グラディウス)の意味だそうだが、グラディウスと聞くとファミコンゲームを思い出す。上上下下右右左左・・・で無敵モードでゲームがはじまる
畑のそばに植えられていたカノコユリ(鹿の子百合)。
花びらのピンクのつぶつぶが千代紙や風呂敷などで見かける鹿の子模様に似ていることから付けられて名前だそうだ。最近、千代紙や風呂敷を見かけない。
この姿、春に咲く同じユリ科のカタクリに似ている気がしたので、春に撮ったカタクリの写真を探して並べてみる。
花びらの反り方が急なのが似ているだけか・・・
ヒャクニチソウ(百日草)、キク科。ジニアとも呼ばれ、長い間咲き続ける丈夫な花。
育てやすく、いろいろな色や咲き方があるので花壇などでよく見かける。
キョウチクトウ(夾竹桃)、キョウチクトウ科。葉が竹に、花がモモににているからついた名前だそうだ。
よく見かける植物だけど葉、花、枝、根、果実のすべてと周辺の土、腐葉土、燃やした煙にも毒性があるということなので、かなり注意が必要。
花は桃色が多いような気がする白色の花もある。
白色と言えば白い桔梗。明るい薄紫色もいいけど、白い桔梗も夏らしい姿。
アメリカボウフウ、セリ科、パースニップとも呼ばれる。ニンジンに似た白い主根を食用とするそうだ。
主根がニンジンに似ていると知って、ニンジンを調べてみたらニンジンもセリ科だった。ニンジンってセリ科だったんだ・・・