やっと春を実感できたと思ったのに、また３月に戻ったような肌寒い気温の東京多摩地区。
それでも季節は着実に進んで、境内横の枝垂れ桜は花よりも葉が目立つようになってきた。 
葉が出ても風情はそのままの枝垂れ桜。
第３日曜日恒例のござれ市が少し肌寒い中、開催されていた。
五重塔の回りはもう新緑の季節を思わせるような緑。
五重塔の回りの枝垂れ桜も花びらが散ってスカスカになってきている。
境内に落ちている花びらもソメイヨシノの花びらから枝垂れ桜の花びらに変わった？
もちろん、花びらを見て桜の品種を言い当てるほど知識はない（笑）
桜は花びらでさえも染み染みと見てしまう。
ユキヤナギかと思って近寄って見ると、花の大きさや付き方がちょっと違う。
これはシジミバナ（蜆花）、バラ科。花をシジミの中身に見立てた名前。確かに見えなくもない（汗）
ユキヤナギの八重咲き版にも見える。
境内で見頃になっている桜も枝垂れ桜から八重桜に変わってきた。
ただでさえ密集して花をつける桜だけど、八重咲きだと団子のようだ。
そこに少し茶色がかった葉っぱがつくと桜餅の完成
この日一番きれいに咲いていた八重桜は駐車場の端っこ（笑）
ハナミズキもいますごくきれいで、太陽の光で輝いて見える。
写真の白い花がハナミズキ、桃色が八重桜。
弁天池で咲いているシャクナゲ（石楠花）、ツツジ科。
そろそろ４月も後半、境内を飾る花もサクラからツツジに移りつつある。
今週の高幡不動Vol.312
（撮影 2014年4月）
