お花見ができる最後のチャンスとなる週末、でも土・日曜日とも冷たい風が吹くどんより曇り空。
参拝の人もまばらな境内。
不動堂の前に、誕生時の釈迦の立像を安置する花で飾った小さい堂、花御堂が置かれていた。
そう4月8日は花まつり。横の説明書きには以下のように書かれていた。
以前から花まつりの時期には宝輪閣前では甘茶が飲めるようになっている。
これも横の説明書きには以下のように書かれていた。
『アマチャ(ヤマアジサイの変種)又はアマチャズル(ウリ科の多年草で蔓性)の葉を乾燥させて煎じ出した飲み物。4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に甘露になぞられ釈迦像の頭に注ぎ又飲む風習がある。』
飲んだ感じは、最初はハッカのようなスーッとしたノド越しで、ほのかな甘味のあるお茶。
毎年見事な姿をみせてくれる、仁王門横の枝垂れ桜はまだ5分咲き程度。
いまは工事の足場に周りを囲まれてしまっている。
鐘楼から奥殿方向を見下ろすと、まだソメイヨシノが満開に見えるけど、数日前からの強風で散り始めている。
散った花びらもきれいだけど、ずっと宙に浮いている花びらが・・・
くもの巣にひっかかった桜の花びらだった(笑)
昨年初めて見つけた高幡不動尊の水芭蕉、サトイモ科。
尾瀬に行かなくても水芭蕉が撮れるよ。
空之介にも水芭蕉を見せたが、感想は特にないようだ(笑)
この日は高幡不動尊に来る前に、近所の多摩川河川敷で花見。
ここはいつも草の上にシートをひいてお花見する場所だったのに、
いつのまにかアスファルトの歩道とベンチが整備されていた。
久しぶりにたくさんお出かけして疲れた空之介。
冬の間は毎晩一緒に寝ていたが、このところだんだん暖かくなって、
あまり布団の中に入ってきてくれなくなってしまった。ちょっと寂しい(汗)。