ゴールデンウィーク前半の京王百草園。こちらの春の花がたくさん咲いていた。
入り口近くてアヤメが出迎えてくれる。
アヤメは日本庭園に似合うかも。
こちらは同じアヤメ科のイチハツ(一初)。アヤメ科の中で一番早く咲くことからついた名前だそうだ。
イチハツの特徴は、花びらのところが白いトサカのようなもじゃもじゃした感じになっていること。
イチハツはそれほど珍しい花ではないと思うが、私の散歩エリアでは京王百草園以外では見かけない。
これはキショウブ(黄菖蒲)、アヤメ科。湿地以外でも良く育つため拡大の懸念があるらしい。
オオベニウツギ(大紅空木)、スイカズラ科又はタニウツギ科。
この時期◯◯ウツギという花がいろいろ咲くけどみんな似ていて見分けがつかない。
先日のウラシマソウ(浦島草)。陽射しが強くなってきたので、釣りをしながら自分で日傘をさしている、粋だね。
回りに落ちているのは梅。この時期の京王百草園はあちらこちらで梅の実が落ちている。
コデマリ(小手毬)、バラ科。
アジサイに似たオオデマリ(大手毬)はスイカズラ科だけど、このコデマリはバラ科。
ゴールデンウィークの京王百草園は藤棚が楽しみなんだけど、今年はすでに見頃が終わってしまっていた。
この日はボタン(牡丹)も終わっていて、シャクヤク(芍薬)、ボタン科が咲いていた。ボタンが終わってから続けてすぐ咲くのがシャクヤクの花。
ゴールデンウィーク前半でボタンが終わってしまうのはちょっと早い気がする。今年は春の花がすべて早め。この傾向はいつまで続くのだろうか。
女性の美しさを表現する「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があるが、ボタンとシャクヤクの違いが良くわからない。
昭和記念公園のボタンの記事でも書いたけど、ボタンは樹木、シャクヤクが草。それって見た目にどうちがうの?という感じだけど、どうやら、冬の越し方、葉っぱ、花の散り方、つぼみの形が違うそうだ。
このかわいいまん丸のつぼみはシャクヤクで、ボタンのつぼみは先が少し尖っているらしい。
そしていつものように見晴らし台までのぼってみると、この時期にしては珍しくわりときれいに富士山が見えた。
この時期に富士山が見えるとなんだか得した気分(笑)。