伊豆シャボテン公園ではやっぱりサボテンでしょ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

伊豆シャボテン公園から相模湾を眺める風景。目の前が温泉別荘地の伊豆高原だけに、どことな~くリゾート地の雰囲気がただよう眺め
伊豆シャボテン公園2-1
伊豆シャボテン公園の「シャボテン」だが、「シャボテン」と「サボテン」のどちらが正しいかについて、伊豆シャボテン公園のWebサイトのサボテンまめ知識によると、どちらが正しいという訳ではないが文部科学省編の学術用語集では「サボテン」が採用されているとのこと。鮭を「シャケ」と言ったり「サケ」と言ったりするのと同じぐらいの違いだそうだ
なかなかわかりやすい例え。ちなみに私はサボテンは「サボテン」、鮭は「シャケ」と言う

さらにウィキペディア(Wikipedia)によると、1960年代のころまでは「シャボテン」のほうが正しいとする人がかなりいたということなので、今年で開園50周年になるこの公園が開園したのが1959年頃だとすると、「シャボテン」を使ったのでしょう

「サボテン」「シャボテン」の言葉の由来については、諸説あるそうだけど、1つの説として昔外国船の船員がウチワサボテンの樹液を石けん(シャボン)として使っていたため、シャボン、サボンという言葉から「しゃぼてん」と呼ばれるようになった。ということがサボテンまめ知識にもウィキペディア(Wikipedia)にも記載されていた。そう考えるとやっぱり「サボテン」より「シャボテン」の方が正しいのかも

(下写真左)シャボテン公園全体はこんな感じで、植物園でも動物園でもなくまさに公園っていう感じ
左奥の丸い山が「大室山(海抜580m)」で、その手前の高原竜(ワシの顔のようなもの)が見えるが、ここが「シャボテン温室」の入口
伊豆シャボテン公園2-13伊豆シャボテン公園2-2
(上写真右)「シャボテン温室」とその入口の高原竜を後ろから見たところ

(下写真)温室の中は当然のことながらサボテンだらけ
伊豆シャボテン公園2-5伊豆シャボテン公園2-3
まさに西部劇に出て来そうなサボテンたちが並ぶ。そう言えば最近、西部劇って見ないなぁ。私はどちらかというと、本家アメリカの西部劇(いわゆるウェスタン)よりも、イタリア製の西部劇(いわゆるマカロニ・ウェスタン)の方が好きだった

昔、良くTVで見た西部劇の映画、ウェスタンでは古くはジョン・ウェイン駅馬車が有名だけどちょっと古すぎで、やはり「荒野の7人」かな。西部劇なんだけど、なぜかジェームズ・コバーン演じるナイフ投げの達人が印象的。でもこの映画だって私の生まれた年の映画なのでかなり古い・・・

マカロニ・ウェスタンではクリント・イーストウッド「夕陽のガンマン」ジュリアーノ・ジェンマ「荒野の1ドル銀貨」なんかが懐かしい。実はこの温室に入ってサボテンを見た時、頭の中にエンニオ・モリコーネ作曲の「夕陽のガンマン」の曲(口笛で始まるやつ)が流れた←実はこれが言いたかっただけ

おやおや脱線、閑話休題

(下写真左)これを見た時にトイ・ストーリーに出て来るキャラクター(エイリアン)に似ているような気がしたが、あとでインターネットで見たら、ちょっと違っていた
伊豆シャボテン公園2-6伊豆シャボテン公園2-7
(上写真右)小さいサボテンは、サボテンというよりお花好きな方が多肉ちゃんと言ってかわいがる多肉植物と呼んだ方がシックリくる感じもする

それもそのはず、調べてみると、サボテンはサボテン科に属する植物の総称で、その多くは多肉植物であるため、多肉植物の別名として使われることもあるが、サボテン科以外の多肉植物をサボテンと呼ぶ事は誤りだそうだ(Wikipedia)

(下写真左)ユリ科の鬼切丸と書かれている。これの小さいのはたまにみかけるけどこれはかなり大きくて鬼切丸って感じだけど、これってユリ科?。実はこの鬼切丸が属するアロエ属は分類体系によってアロエ科、ユリ科、ツルボラン科のいずれかになるそうだ、しかしユリ科っていうのはピンとこない・・・
伊豆シャボテン公園2-9伊豆シャボテン公園2-8
(上写真右)ちょっときれいな感じだけど、これ何だったっけ
これはパイナップル科のアナナスではないかという情報をいただきました。マッチャさんいつもありがとうございます(8/31追記)

(下写真左)サボテンの花チューリップの曲(作詞作曲:財津和夫)ではありません
伊豆シャボテン公園2-11伊豆シャボテン公園2-4
(上写真右)サボテンの花って滅多に咲かないものだと思っていた。実は開花するように育つまで非常に時間のかかるサボテンがあることによる誤解だそうだ。

(下写真左)これぞサボテンというぐらい典型的なサボテンの姿をしている金鯱(きんしゃち)。実はこの金鯱が花が咲くまで成長するのに非常に時間がかかる(開花年齢が30~50年らしい)サボテンの1つ。大きさがわかるように、下に携帯電話を置いてみたけど、とにかくでかくて風格さえ感じる
伊豆シャボテン公園2-12伊豆シャボテン公園2-10
ここに来てはじめて知ったけどアフリカにはサボテンは自生していないそうだ。サボテンのように見えて実はすべて多肉植物なんだそうで、サボテンまめ知識にも、「サボテン」はサボテン科に含まれる植物だけの呼び方です。たとえば「アロエ」はユリ科アロエ属の植物で、サボテンとは違う植物です。なんてかかれている

(下写真左)アステカのカレンダー。サボテンが南北アメリカ大陸原産で中南米熱帯の森林地帯でも見られることからか、メキシコの古代遺跡のレプリカが置かれた場所がある
伊豆シャボテン公園2-15伊豆シャボテン公園2-14
(上写真右)オルメカの巨石人頭像。ここはサボテンの露地栽培を可能にしたロックガーデンと呼ばれるエリアで、前回ご紹介したプレーリードッグやミーアキャットもこのエリアにいた

今回はサボテンという私にはいままであまり馴染みがなかったものなので、いろいろ調べつつも、ついつい話が全然違う方に脱線することが多い内容で失礼しました

ブラウザがFireFox3.5の場合、写真のコントラストが極端に強く表示されてしまう場合があります
すべての写真はクリックすると拡大表示されます

にほんブログ村 写真・アウトドア ブログへ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする