青空を背景に、河原にたくさん咲いているこの黄色い花はキクイモ(菊芋)。キク科ヒマワリ属だけあってすごく背が高い別名はアメリカいも、ぶたいも(これまたなんという名前だ・・・)
遠くから見ると黄色いコスモスがたくさん咲いているように見えたけど、近寄ってみると花は別としてコスモスとはかなり違う葉や茎をしていた
キクイモは戦時中に加工用や食用として栽培されたものが野生化したものもあるそうで、主成分は食物繊維と難消化性の多糖類イヌリン。このイヌリンは血糖値を上げないなどいくつかの特徴を持つため、健康食品として顆粒やお茶として加工され市販されているそうだ
この日の空には季節の引き継ぎをしているかのように、夏の雲と秋の雲が同居していた
これは河原の土手に咲いていたツルボ(蔓穂)、秋の日差しが斜めから差し込んできれいに光っている
こんな感じの花なんだけどユリ科なんだね。ツルボとヤブランの見分けが私には鬼門
高幡不動尊の山内八十八ヶ所巡礼のお地蔵さん。木漏れ日がカエデの葉にスポットライト当てていた。
まだまだいまは緑色だけど、秋が深まる頃、色づいた姿が楽しみだ
まだ暑いお不動さんの山内を汗をふきふき歩いていると、光ったシダの葉が茂みの中で手を挙げていた
秋の日差しは真夏の上から押さえつけるような力強い日差しとはちょっと違って、素材を際だたせる優しさがある日差しだね
これは百草園の丘の上から撮ったカエデ、少し赤く見えるのは実かな。この風景ももう少したって紅葉してくるときっときれいだろうね
でもこれはいったいカエデそれともモミジ私のパソコンのカナ漢字変換ではカエデは楓と変換され、モミジは紅葉と変換される。でも紅葉ってこうようとも読むよね・・・
インターネットで調べたところでは、植物分類上はカエデ科カエデ属のなかに「イロハモミジ」とか「トウカエデ」の種があり、モミジ科とかモミジ属はないようだ
また語源はカエデ(楓)が「(蛙)かえるで」から転じて、水かきのように切れ込みの浅い葉をもつものをいい、モミジ(紅葉)は、秋に赤や黄に変わる様子を「もみづ」といったことにもとづくそうだ。なので葉の切れ込みの浅いものをカエデ、深いものをモミジという区別もありそうだし、カエデの中で色づくものをモミジと呼ぶという区別もありそう
ちなみに盆栽関係のカエデとモミジの区別は、「イロハモミジ」のように葉の切れ込みが5つ以上のカエデ属だけをモミジと呼び、その他(例えば「トウカエデ」は切れ込みが3つ)のカエデ属をカエデと呼んでいるそうだ
なんだかややこしいけど、秋に色が赤や黄色になるカエデをモミジと呼ぶというのが私の感覚には近い気がするきれいに紅葉(こうよう)してくれれば、名前はどっちでもいいんだけどね