11月最後の週末、早いもので今年もあと1ヶ月
暦の上ではと~っくに冬なんだけど、高幡不動尊は紅葉が見頃で秋たけなわって感じ
土曜日は朝からいい天気、きれいな青空が広がって気持ちのよい散歩日和。ちょうど毎月28日のお不動さんの日だったので露店もたくさん出て賑わいが感じられる境内だった
今回はすべて新しく買ったPENTAX K-7で撮った
カメラの初期設定となっている「鮮やか」ではなく「風景」で撮ったけど、コントラストと色あいがちょっと濃い目。こういう晴天時の写真としては悪くないけど。
五重塔の周辺、古い大師堂があったあたりの紅葉は早くから色づいていただけあって、そろそろ終わり。そのかわり山の中や上の方がいますごく見頃になっている。
お気に入りの六地蔵さんの回りが見事に色づいていて、なんか見ているだけで幸せな気分
お地蔵さんはきれいな紅葉を背にして立っているけど、きっと夜や早朝、誰もいなくなったらこっそり振り向いてこの紅葉を楽しんでいるに違いない
この六地蔵さんの場所は午前中は完全に山の日陰午後は少し日が差すので再度行ってみたんだけど、午後からは曇り空になってしまって、相変わらず暗くて写真にはちょっとシビアな条件
境内が賑やかで人がたくさんだと、いつも静けさを求めて山の中に入って行く。この日はさすがに山の中でも人が多かったんだけど、こんなきれいな光景が待っていた。特に私が散歩する午前中はここに日があたってとてもいい感じ
地面のあちこちに真っ赤な落ち葉が見えるけど、これはすぐそばの燃えるように真っ赤なモミジの木々から落ちたものだと思う
これがその燃えるようなモミジの木ここで望遠ズームにレンズ交換してグッと近寄せて撮ってみた。
少し赤が強調され過ぎて目が痛い感じだけど、色あいが濃いめの風景モードで、さらにホワイトバランスをPENTAX独自のCTE(印象的な色あいを強調する)に設定していたためだろう
まあこのあたりは少しずつ新しいこのカメラになれていくことにする。それが実際に撮ってみて、ちょっと難しいかなと感じたこのK-7をあえて選んだ楽しみでもあるしね
しかし良~く見るとモミジって葉の茂り方に比べて枝がすごく細いね
モミジのすぐそばのお地蔵さん。山内八十八ヶ所巡拝の第七十九番、香川県坂出市の金華山高照院を1枚。タイミングよく頭に落ち葉が乗っているけど、私が乗せたのではない
普段持ち歩くコンパクトデジカメだとボケをしっかり意識して撮らないボケないが、特に意識しなくても後ろがうまくボケてくれた。一眼レフ買って良かったなぁと思えた1枚
これは五重塔の目の前にあるイチョウの木。一ヶ月ほど前に撮った時はまだまだ緑色だった⇒ここ「今週の高幡不動Vol.92(10/18)好天のござれ市」
上のイチョウの木をちょうど反対側から見上げるように撮った写真赤黄緑で信号のようだ
まだ万燈会の提灯が下がっているが、30日の夕方もこの提灯に明かりが灯っていた。
ところでこのタイトルの「秋たけなわ」。「宴たけなわ」「齢たけなわ」という時の「たけなわ」なんだけど、最も盛りの時という意味と盛りを過ぎて下りはじめた時の2つの意味があるようだ
高幡不動尊のもみじまつりも11月30日で終了。それを待っていたかのように30日の夜から、しっかりと雨が降ったので、今年の紅葉の見頃はこの週末が最後になってしまったかもしれない。まさにこの日が「秋たけなわ」だったことになる
(2009年11月 PENTAX K-7にて撮影)