散歩写真(vol.123)散歩道の椿たち

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高幡不動尊大日堂大玄関前の椿。
ここには水琴窟があって静かにするといい音色が聞える
寒椿201002-2
明るい春の陽射しを写真に撮ったつもりが、ちょっと明るすぎた・・・

いま散歩道のあちらこちらで椿(ツバキ科)が見頃になっている。
寒椿201002-1
上下の写真は典型的というかよく見る椿の花。
寒椿201002-8
冬でも常緑で日陰でもしっかり咲く椿は、古くから日本人に愛されて、非常に多くの園芸品種が存在するという。

これは白い椿。白い椿は花弁が茶色く変色してしまっている花が多くて、きれいな状態の花を撮るのがなかなか難しい
寒椿201002-3
代表的な椿の花の色は赤色、白色、桃色。

桃色の花がかわいいので撮りたかったけど、まだ今年は撮れていないので、以下は昨年百草園での写真
寒椿201002-14
椿はこの桃色でこの花びらの咲き方をするのが一番好きだな

そういえば、百草園には黒紅色の椿を見た記憶がある。またベトナムには金花茶(キンカチャ)という黄色い椿があるそうだ

これは絞り咲き(または班入り)の花。梅の「おもいのまま」の絞り咲きもかわいいけど、椿の絞り咲きもなかなかいい
寒椿201002-12

もう1つ絞り咲き。この赤と白を見ると、しゃぶしゃぶ用の高級牛肉を思い浮かべるのはちょっと変かな・・・そんないい肉をちゃんと見たことないからなぁ
寒椿201002-13
一般的によくみかける椿はヤブツキ(藪椿)で原産地は日本。原産地は日本で、英語では「Camellia(カメリア)」となっているが、学名は日本にちなんで「Camellia japonica(カメリア・ジャポニカ)」という

色だけでなく一重咲き、八重咲き、千重咲きなどいろいろあるそうだ。
寒椿201002-5
この上下の写真は八重咲きかな。
寒椿201002-9

ひょっとしてこれが千重咲き?
寒椿201002-7

椿は花だけでなく、葉も観賞の対象になっていたそうだ。
寒椿201002-11
この椿は葉が艶っぽい。椿の名前の由来には諸説あるが、光沢がある意の古語「艶葉木(つやはき)」から、葉に厚みがある意味の「厚葉木」から、強い葉っぱの木の意味の「強葉木」からなど葉が名前の由来になっている説が多い

花ごと落ちるのでなんだかここで咲いているようにも・・・
寒椿201002-10
椿は春の季語になっているが、落椿も同じく春の季語なんだそうだ。落ちてもまた風情を感じさせるところがすごいね

椿といえば伊豆大島の椿祭り、そして椿油も有名。昔は椿の実に穴をあけて、笛のように鳴らしたこともあったよね

最後に椿に囲まれたお地蔵さん
寒椿201002-6
よだれかけと帽子の色が椿の花としっかりコーディネイトされている

この週末も雨・・・週末が連続して雨だとアップするネタがなくなってくる

(撮影 2010年2月)
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