3月最後の週末なのに天気はいいけど寒い・・・
高幡不動尊の境内は少し参拝の人は増えてきたようだけど、みんなまだ冬の服装。
大日堂前に向かう山門付近は、毎年ソメイヨシノがきれいに咲くが今年はまだこんな感じ
昨年の同じ日2010年3月27日の様子が下の写真、ずいぶん違う。
ソメイヨシノについては昨年に比べて1週間以上遅い気がする。もう忘れてしまっているが、昨年は平年よりも少し早かったんだろうね
昨年の同じ頃の写真を見ていて、咲くのが遅れているのはソメイヨシノだけではないことに気がついた。例えば大日堂前のボケはやっと花が少し咲き始めた状態。こちらもずいぶん違う。
下の写真は昨年の同じ頃の様子。
まあ遅れていると嘆いていても仕方ない。それでも春は確実に近づいているから桜(ソメイヨシノ)もボケもそのうち咲くだろう。
それよりも境内のいろいろなところで花が咲き始めたのでその様子を
これは大日堂前のヒュウガミズキ(日向水木)、マンサク科。
鐘楼下のキブシ(木五倍子)、キブシ科。上のヒュウガミズキも、このキブシも釣り鐘型の小さな花がたくさん連なって咲くタイプ。
これもミツマタの木のそばでひっそりと咲いているスミレ、スミレ科。
スミレはこうしてひっそりと咲く姿がなぜか似合う。
六地蔵さんそばのアセビ、ツツジ科。
ここのアセビは花びらの先がちょっと薄紫がかっているかわいい色。
五重塔まわりでは春黄金花とも呼ばれるサンシュがきれいに咲いている。
黄色のサンシュとピンク色の河津桜が並んでいてちょっと華やか。
青空とサンシュを背景にした河津桜。陽射しを浴びてちょっと眩しい光景だった
河津桜もだんだん見頃を過ぎてきた。春のバトンを引き継ぐはずのソメイヨシノの開花が待ち遠しい。
ちなみに3月28日(月)に気象庁が東京で桜(ソメイヨシノ)が咲いたという開花宣言があった。これは昨年より6日遅いが、平年並みとのこと。
日本気象協会では、東京の桜の満開予想を平年より2日遅い、4月7日(木)としている
ということは4月9,10日の週末が花曇りや花散らしの雨にならないことを祈らないと
今週の高幡不動Vol.162
(撮影 2011年3月)