京王百草園が一番賑わう行事、梅まつりが2月4日(土)から始まった。
今年は梅の開花がすごく遅れていて、1月に入ると咲き始める極早咲きの八重寒紅(ヤエカンコウ)でさえ前回訪れた時(1月7日)にはまったく咲いていなかった。
ちょっと心配だったが、この日(2月12日)はさすがに八重寒紅は咲いていた。
でも、それ以外は入り口付近の白梅が少し咲いているだけ・・・
いまでもまだロウバイが一番見頃。
受付の方に聞いてみると、梅の開花はほぼ1ヶ月遅れているとのことだった。
ホームページなどにも書かれているので、今年は梅の開花が遅れているのはわかっているようで、訪れている人もまだそれほど多くはない。
その他に咲いていたのは日本水仙と寒咲アヤメ、そして寿昌梅の回りで福寿草が咲き始めていた。
春の日射しを少しでもたくさん受けようと、目一杯花を開いている感じ。
この時期ならではの見晴らし台からの展望。
普通に肉眼で見た感じだとこれぐらいの大きさでスカイツリー(音符)と東京タワー(星)が見える。
私の持っている望遠レンズで目一杯アップ(35mmで460mm相当)で撮ったら、ここに出ている案内と同じぐらいの望遠写真になった。
同じ望遠で東京タワーあたりはこんな感じに見える。
東京タワーの右側がたぶん六本木ヒルズ(リボン)。
見晴台の反対側には富士山。さすがにでかくて存在感がある。
これだけいろいろ遠くまでよく見えるってことは、まだまだ冬の空気。
梅が満開の頃は春霞でこんなにきれいに見ることができなくなってくる。それはそれでいいんだか悪いんだかなんだけど
京王百草園の梅まつりは2月4日(土)から3月18日(日)まで
最寄り駅の京王線百草園駅から徒歩10分ほどの近さだけど、途中に思わずひるむぐらいの急坂がある。足もとが不安な方は聖蹟桜ヶ丘か高幡不動からタクシーがお勧め。ただし百草園の中も登り下りが多いので、足慣らしとしてはこの急坂を登って行った方がいいかもしれない。
ちなみに駐車場がないので車で行った場合は、川崎街道の百草園駅付近にあるコインパーキングに駐車することになる。でも、そこから百草園まで歩くと結局その急坂を登ることになるから車で行く意味が半減することにご注意を