台風が上陸した前の三連休と違って、お彼岸の三連休は比較的天気に恵まれた。
お彼岸だけあって人は多いが、不動堂を通過して境内奥に向かうお墓参りの人が多かったようだ。
実は高幡不動尊の境内と山の中は、それほど彼岸花が咲いているわけではない。
そんな中で毎年一番注目しているのは大日堂大玄関前のこの紅白の彼岸花。
上が21日(土)、下が22日(日)の様子。まだ白い花が咲き始め。
三連休最終日、23日(月・祝)に白い花も見頃になった。
山あじさいが咲くあたりでは、1輪の彼岸花がヤマホトトギスと並んで咲いていた。
比較的、彼岸花が密集して咲いているのは八十八ヶ所巡り入り口手前の紅葉之碑あたり。
秋の花、シュウカイドウ(秋海棠)、シュウカイドウ科。
緑色の葉を背景にするとピンク色が目立つ。
秋の七草、ハギ(萩)、マメ科。
こちらは白萩、奥殿横で並んで咲いている。
弁天池横のこの花はひょっとしてヌスビトハギ(盗人ハギ)かな?
実が盗人の忍び足の足跡の形に似ていて花が萩に似ているからついた名前だそうだ。
8月からいまでも次々と咲いているカキツバタ。季節外れもとうとうここまで来たか(笑)
ツユクサ(露草)、ツユクサ科。この花、花期は長いけど露草の露が「朝露を受けて咲く」ことに由来することからも秋であるが見頃。
でも6月ぐらいから咲いているからツユクサは梅雨草?って思ってしまうよね。