昭和記念公園のこもれびの丘。ネモフィラやシャーレーポピーのような華やかさはないけど、ゆっくりと山野草を楽しむことができる場所。
ホタルカズラ、ムラサキ科。草むらに点々とつける花の色をホタルの光にたとえたことに由来する名前なんだそうだ。緑が濃くなったこの時期に目をひく青い花はツユクサのようだ。
オキナグサ(翁草)、キンポウゲ科。と言っても花が終わってしまって、綿毛がいっぱいの実になってしまっている。でも、オキナグサの名前の由来は花ではなく、このもじゃもじゃの実を老人の白い髪にたとえた名前なんだそうだ。遠目に見るとタンポポかと思ってしまうけど・・・
キンラン(金蘭)、ラン科。黄色=黄金色ってことね。こちらはギンラン(銀蘭)、ラン科。白色=銀色というより黄色の花を咲かせるキンランとの対比でついた名前だそうだ。ギンランはすごく小さい。高さ15cmぐらいかな。
咲いていた場所はこもれびの丘ではないんだけど、小さい花つながりでドイツスズラン、キジカクシ科又はユリ科。まさに鈴のような形をした花。
コバノタツナミ(小葉の立浪)、シソ科。みんなで歌を歌っているような姿。タツナミソウは「波立つような」が由来らしいけど。タツナミソウ(立浪草)の変種でタツナミソウより全体に小さく葉も小さい。
ヒメウツギ、ウツギ科又はアジサイ科。蝶が止まっていた。モンシロチョウに似ているけど筋が黒くてはっきりしている。スジグロシロチョウだろうか?よく見ると左側からハチかアブのような虫も近づこうしている。
フタリシズカ(二人静)、センリョウ科。米粒のような小さな白い花。2本の花穂を静御前とその亡霊の舞姿にたとえた名前。
でも花穂が3,4本の場合がある。3,4人静。
チョウジソウ(丁字草)、キョウチクトウ科。青い花だけど、ホタルカズラやツユクサほどの鮮やかさはない。こもれびの丘はゴールデンウィーク中も人が少なくてゆっくりと散策できた。
昭和記念公園(Vol.516) (撮影 2023年4月23日) にほんブログ村
コメント
こんばんは♪
昭和記念公園は、華やかな花ばかりでは無く、可憐な山野草の宝庫でもあるんですね・・・
最近、ご無沙汰なので、行ってみたいです。
楚々とした花々が可愛いですね。昨日までは5月とは思えないほどの猛暑で、暑さに馴れていないこの時期に強烈な日差しは厳しかったですね。昨年も6月から1週間以上猛暑日が続きましたが、今年も覚悟しなければならないかも・・。今日は暑さが収まりますが急激な気温低下で体調を崩してしまいそうです。貴殿もお体十分ご自愛下さい!
(PS)ビリー・ジョエルのデビュー50周年記事で特集(その2)を「オネスティ」で公開していますのでまた覗いてみて下さい。
夏の草花も元気に咲いてますね
一揆の夏の陽気になったから
草花も喜んでるのでは?
こもれびの丘は毎回行くところです。
それほど歴史はないのにいろんな山野草が見られます。
昭和記念公園でも人が少ないところですね。
でも、昭和記念公園で一番好きな場所です。
ちびた>西やんさん
こもれびの丘は気楽に里山を歩く気分になれるので好きです。
ただ、立川口から一番遠いのがたまにキズです。