お盆を過ぎてもまったく涼しくならず、ますます猛暑な東京多摩地区
それでも草花はしっかり季節を覚えていて、キツネノカミソリが見頃になっている
横向きというかちょっと上向きに咲くのが特徴の1つ。
高幡不動尊鐘楼周辺の何カ所かに群生していていまちょうどきれいに咲いている
キツネノカミソリ(狐の剃刀)はヒガンバナ科。葉の形がカミソリに似ているらしいが、花が咲く頃にはすでに葉は枯れてしまっていて見ることができない
キツネノカミソリのシンプルさに対して複雑に見える花と言えば、この時期きれいに咲いているサルスベリ、どこまでが1つの花なんだかよくわからない
こうしてしっかり咲いている花もあれば、今年はちょっと残念な花もある。奥殿横のレンゲショウマはどうもいまひとつ(この写真の写りも今ひとつ)
下の写真は昨年の同じ頃の写真。本当はこんな感じで咲くんだけどね。
キンポウゲ科のレンゲショウマは花びらの先の薄紫色がちょっとおしゃれなアクセント。
弁天池のハスの花はまだまだ元気。ちょうど日射しが当たって、ハスの花が光っているように見えた
昨年亡くなった母はとても暑がりで、夏は良く首にタオルを巻いて暑~ぃ暑~ぃと言っていた。もし生きていたらこの夏の猛暑は大変だったろう、いい時に旅立ったかもしれないね、なんてハスの花を見ながら思った
今日(8/23)は二十四節気の1つ処暑。暑さも峠を越える頃のはずなんだけど、まだすら峠が見えない