9月から10月に移り変わりこの週末は秋らしい爽やかな晴れの日になった東京多摩地区。
高幡不動尊でも夏の花から秋の花へ衣替え。
一番象徴的なのは弁天池回りで咲くこのシュウメイギク(秋明菊)、キンポウゲ科。
秋にキクに似た花を咲かせることでついた名前。でもキンポウゲ科、花の中心の雄シベ雌シベの部分が菊とはちょっと違う。
花は白色だけでなくピンク色の花もあるけど、高幡不動尊で咲いているのは残念ながら白色だけ。ピンク色は昭和記念公園などで見かけるが、別名キブネギク(貴船菊)と呼ばれ、京都の貴船でよく見られるためだそうだ。
これは奥殿横で咲く秋の七草の1つハギ(萩)、マメ科。草冠に秋と書く萩はまさに秋の花。
明るい紫色の萩と白花の白萩が並んで咲いている。
まさに秋の花なんだけど結構地味・・・
秋の到来を告げる香りを漂わせるキンモクセイ(金木犀)、モクセイ科。ちなみに春はジンチョウゲ(沈丁花)。
いい香りを漂わせる期間は割りと短くて1週間程度。花も結構早く落ちてしまう。
そしてツユクサ(露草)、ツユクサ科。今年はあまりこの花の写真が撮れなかった。
だんだんと色づいてきた、コムラサキ(小紫)、クマツヅラ科の実。色の変わり方がわかる枝を撮ってみた。
ホントいい色だよねぇ。
第47回菊まつりの案内看板。今年は10月28日(土)から11月17日(金)まで。
今年の菊の育ち具合はどうなんだろう、8月は雨ばかりだったからちょっと心配。