その香りの正体はキンモクセイ(金木犀)、モクセイ科。
花の香りはいろいろあるけど、なぜかキンモクセイの香りは幸せな気持ちにさせてくれる。春のジンチョウゲ(沈丁花)と同じ感じ。
ただ、キンモクセイの香りは雨や風で一気に終わってしまう。この写真を撮った時はまだいい香りがしていたが、今年は9月30日夜から10月1日未明にかけて首都圏に接近した台風24号で終わってしまった。
これはギンモクセイの変種でウスギモクセイ(薄黄木犀)、モクセイ科。
花の色がギンモクセイとキンモクセイの中間ぐらい。ギンモクセイの葉のようなギザギザはなく、香りはキンモクセイほどではない。
ウスギモクセイだけ実がなるそうだ。
これはジンジャー又はジンジャーリリー、ショウガ科。
あの香辛料の生姜とショウガ科は同じでも別属。このジンジャーリリーも生姜と同じような匂いの根ができるが食用にはしないそうだ。
今年初撮りの赤トンボ。秋だねぇ。
赤トンボは体の色が赤いトンボの総称で通常はトンボ科アカネ属(アカトンボ属)を指すが、狭義ではアキアカネのことを指すこともある。
これも秋らしい光景のエノコログサ、イネ科。通称ネコジャラシ。
穂の部分が緑色ではなく黄色っぽいので、キンエノコロという品種かもしれない。
タマスダレ、ヒガンバナ科。花壇などでずらっと並んで咲いているとすごくきれい。
ハナトラノオ(花虎ノ尾)、シソ科。1つ1つの花をよく見るとシソ科らしい顔の花(笑)。
これはキクイモ(菊芋)、キク科かな。菊に似た花でイモができるから付けられた名前だそうだ。
鮮やかな黄色の花で繁殖力が強く河原などでよく咲いている。
最後はシオン(紫苑)、キク科。この花も秋の野に咲く花。
花は大きくなくかわいい感じだけど背が割と高くなる花。人間の背丈ぐらいの高さになる。
花の蜜がよく出るのかもしれないが、花には蝶や蜂がたくさんいる。