昭和記念公園 ヤブカンゾウ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

こもれびの丘でヤマユリを見た7月の3連休の昭和記念公園。

キキョウ(桔梗)、キキョウ科。真夏に咲いているけど秋の七草の1つ。青みを帯びた紫色で桔梗色と呼ばれる。青紫色の代表的な色で平安時代から愛されている色、万葉集では「あさがお」と呼ばれている。
白色の桔梗もある。

カリガネソウ(雁金草)、クマツヅラ科。花の形が雁(=ガンと呼ばれる鳥)を連想されるからついた名前だそうだが、帆掛船の姿に似ることからついた別名のホカケソウ(帆掛草)の方がお似合いのような気がする。

モンシロチョウ?蝶の羽の粉(鱗粉)が全然剥がれておらずすごくきれい。

こもれびの丘からすぐ近くの日本庭園に移動。この池は7月から9月にかけて池内を清潔な状態に保つため水抜きと清掃作業が行わる。暑い時期には水辺が恋しくなるけど、これだけの猛暑になるとそんな風情のあることを言っていると熱中症で倒れてしまうかもしれない。

これはヤブカンゾウ(藪萱草)、ユリ科。以前はユリ科とされていたが、今はDNA解析を元にススキノキ科に分類されていますとするページがあった。花の分類にもDNA解析が実施される時代になったのか・・・昭和記念公園の日本庭園は、池の周辺をめぐっていくとともに刻々と変わる景観を楽しむことができる「池泉回遊式庭園」と呼ばれる様式になっているが、このようにヤブカンゾウ(藪萱草)がたくさん咲いている様子を見るのは初めて。ノカンゾウは「万葉集」「源氏物語」に忘れ草として登場している。それは”花の美しさが憂いを忘れさせてくれるから”とか”花が一日限りで終わると考えられたため”からなんだそうだ。近くで見ると花が枯れたあとすぐに次の花が咲いている様子がわかる。

この花はポツンと一輪だけ咲いている姿の方が風情がある気がする。

 昭和記念公園(Vol.559) (撮影 2024年7月13日) にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ

コメント

  1. 凪々 より:

    ヤブカンゾウ、燃える様なオレンジは、まさに真夏の太陽の様です!
    毎日、暑くて撮影に行くのも大変です。

    • chibita より:

      ちびた>凪々さん
      緑の草むらではオレンジ色が映えますね。
      暑くて散歩ができません・・・

  2. hisami より:

    今年はトンボの発生が早いです!!”
    例年ならお盆過ぎ辺りから飛び交うトンボが
    既に飛んでて????
    7月から暑かったからですかね?

    • chibita より:

      ちびた>hisamiさん
      トンボも暑さでおかしくなっていますね(汗)
      いつまで暑いのでしょうか?彼岸まで?

  3. 毎日本当に異常な暑さが続きますね~!今年7月の日本国内の平均気温が平年(2020年までの30年平均)よりも2.16度高く、統計を始めた1898年以降で最も高かったとのことです。8月に入りましたがよろしくお願いいたします。
    (ps)オリビア・ニュートンジョン&ELO 「ザナドゥ」を公開しました。

    • chibita より:

      ちびた>ローリングウエストさん
      昨年と同じで暑さが異常ですね。これが平年になってしまうのでしょうか?
      しばらくご無沙汰しているのでお伺いします(汗)