昭和記念公園の水鳥の池でプラタナス(モミジバスズカケノキ)を見たら、新宿御苑のプラタナス並木が見たくなったので行ってみた。
新宿御苑は東京都新宿区と渋谷区に跨る環境省所管の庭園。遠くに見えるのはドコモタワー(NTTドコモ代々木ビル)と新宿駅周辺の高層ビル。
とにかく広くてすごく気持ちが良い場所。江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地で、その後宮内庁が管理したり環境庁の管轄になったりしたが、こんな都会の真ん中によくこれだけの空間が残せたと思う。
お目当てのプラタナス並木はフランス式整形庭園にあって、ところどころにベンチが置かれている。
上のようにベンチが置かれているプラタナス並木と隣のプラタナス並木の間もいい感じに見える。奥にビルが見えるのが都会の中の空間らしい。
もう葉が散りはじめているが、まだ見頃と言える状態かな。
まだ昼なのに夕方のイメージ。秋も深まってきている。
プラタナス並木の間で秋バラが咲いている。花数が多くて豪華な感じの春バラと違って秋バラは花数も少な目で割と地味。
この赤いバラはトランペッターという品種。
プラタナス並木を背景にしたローズピンクのバラはエスメラルダという品種。エスメラルダはエメラルドを意味するスペイン語・ポルトガル語。あれ?エメラルドは緑色だよね・・・。
ネットで調べるとこのエスメラルダの名前の由来は人名らしい。
深みのある濃い赤色のバラはラバグルートという品種。この色のバラはいいなぁ。
郊外と都心では気温が違うのだろう、モミジの色づきは昭和記念公園ほどではなく、まだこれからな感じ。
いま紅葉が見頃なのは桜の木。新宿御苑は総理大臣主催の桜を見る会が開催される桜の名所だけあって、たくさんの桜の紅葉が楽しめる。
ただ桜の花は種類によっていろいろと違うが葉の色づきは同じ。下の写真は全部桜でたぶん種類はいろいろ違うんだろうけど同じような紅葉に見える(汗)
ちなみに新宿御苑は酒類の持ち込み禁止なので、お花見の時期は人がすごく多いが総じて静かに桜を愛でている雰囲気。
お花見の時期には入場門のところで持ち物検査(酒類の持ち込み確認)をしていたことがあって、その徹底ぶりには驚かされたことがある。
真っ赤になるモミジの紅葉と違って、桜の紅葉は緑色、黄色、赤茶色のグラデーションが楽しめる。これはこれで美しい紅葉だよね。
郊外(立川)の昭和記念公園と都心の新宿御苑と離れた場所の写真をアップしているが、住んでいるのが郊外で働いているのが都心なので、わりと普段の行動範囲で写真を撮っただけだったりする(笑)