オホーツク海 流氷ツアー おーろら

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オホーツク海の流氷と札幌の雪まつりを見るための北海道旅行。初日は紋別でガリンコ号に乗ったが、今回は2日目で網走港から流氷観光砕氷船「おーろら」に乗った。

これが乗船する「おーろら」、491トン、全長 45.0m、幅 10.0m。昨日紋別で乗船したガリンコ号は船首部分のドリル状のスクリューを回転しながら砕氷して進む方式に対して、この「おーろら」は南極観測船「しらせ」と同様で船の重さで砕氷する方式。「おーろら」は道の駅流氷街道網走」前の網走川河口付近から出港する。停泊しているのは「おーろらⅡ」。 

網走川の河口、網走港の出口付近にある高さ約40mの帽子を伏せたような帽子岩。アイヌが網走の守り神としていた岩で、古いアイヌ語で「チパ・シリ」と呼ばれていた。これが「網走」の地名の由来となっているという説があるそうだ。

出港から約15分、能取岬が近くに見える頃には回りに流氷が漂うようになってきた。紋別では流氷を見ることができなかったが、網走は2日前(2月2日)に流氷初日が発表されていたこともあって見ることができた。

でも流氷の本隊ではなく先発隊部分で砕氷しなくても進める感じは否めない。  いい天気で風もなく、ずっと展望デッキに出ていてもそれほど寒くない中で流氷を見ることができたので良しとしよう。

流氷の海の向こうに知床半島の山々が見えた。  一番右が斜里岳、中央が海別岳、左は羅臼岳から連なる知床連山。
知床半島と摩周湖の間ぐらの所にある斜里岳1547m。  知床半島の付け根付近にある海別岳1419m。知床半島の真ん中あたりにある羅臼岳1661mと半島の先端まで連なる知床連山。

「おーろら」の流氷クルーズではオオワシやオジロワシを見ることができるのもウリ。そうは言っても天然記念物に指定されている貴重な鳥なので、多くは見ることができないだろうと思っていたら結構たくさん見ることができた。 たくさんいるけど遠いことが多い。上写真は105mmで撮った写真だけど中央付近の黒い点が鳥。これはしっかりとした望遠レンズが必要。

比較的船に近い所にいた写真も、画質が粗くなってダメというぐらいトリミングで拡大してやっと下のような程度。オオワシとオジロワシが仲良く並んでいる?  望遠の圧縮効果で遠近感が圧縮されるので見た目より2羽の間は離れているのかも。

黄色いくちばしなのでこれはオオワシ。船が近づくと飛んで行ってしまった。 

茶色い身体に真っ白な尾羽、これはオジロワシかな。体長100cmほどもある大きな猛禽類なんだけど、遠くて比較するモノがないのでその大きさが実感できない。  望遠レンズを持ってくる価値があったと思うぐらいたくさん見ることができた。

      撮影  2023年2月4日 にほんブログ村

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コメント

  1. hisami より:

    さすが北の大地
    山の連なりが雄大ですね!”
    流氷に加えてオオワシ オジロワシが観れて
    良かったですね♪

    • chibita より:

      ちびた>hisamiさん
      流氷を見に行ったのに遠くに見える山々が良かったです。
      オオワシがかなりたくさん飛んでいました。

  2. 西やん より:

    オーロラは船首が丸いんですね。
    それで乗り上げて氷を砕くんでしょうか。
    知床の名前か知らない山々、きれいですね。
    オオワシ、オジロワシ、目で見られた、いいですね。

    • chibita より:

      ちびた>西やんさん
      オーロラは乗り上げて砕くタイプのようです、この日は全然砕氷の必要がなかったですけど。
      オオワシちょっと遠かったです。

  3. ハス氷懐かしいです!でもガリンコ号は一度乗ってみたかったな~!横浜も今日は無茶苦茶寒かったので北海道はどれだけ冷えたことでしょう・・。週末はポカポカ陽気だったのに今週になったら一気に冬に逆戻りです。

    • chibita より:

      ちびた>ローリングウエストさん
      道東は日中でも氷点下の気温でした。
      今度の週末も暖かくなりそうですね。