今日は5月4日、ゴールデンウィークも後半。朝からいい天気で、多摩動物公園の駐車場渋滞がそのまま高幡不動駅そばの交差点を越えてさらに国道20号バイパスまでずーっと延びるこの時期恒例の様子。
多摩動物公園は無料公開日になっているらしいけど、車で行くのはやめた方がいい。朝10時前でこの渋滞だから、いつ駐車場に到着するのかわからないよなぁ、なんてほとんど流れない渋滞を横目に見ながら散歩。
京王百草園の藤棚(ノダナガフジ)が見頃になったようなので散歩の途中で寄ってみた
入り口から園内を見るともう新緑が一杯。ツツジもきれいに咲いている。
入り口受付の裏側でひっそりと咲いているオオデマリ、スイカヅラ科。花も葉っぱアジサイによく似ているのに、アジサイはユキノシタ科(又はアジサイ科)と科も違う。
こちらは心字池で咲いているコデマリ、バラ科。
コデマリというのはオオデマリの小型版を連想させる名前だけど、花も葉っぱもずいぶん違う。
これはムサシアブミ(武蔵鐙)。前回、ウラシマソウを撮ったけどとてもよく似ている。ウラシマソウの釣り竿に見える部分をなくしただけという感じ。
ムサシアブミはウラシマソウと同じサトイモ科テンナンショウ属。
今回のお目当てはこの藤棚
藤棚の背が低く、人が触れて花が落ちないように、花が見頃の時期は藤棚下は通れないようになっている。
それほど大きな藤棚ではないけど、いまちょうど見頃できれい。
この藤棚の藤はノダナガフジ(野田長藤)という日本原産の野田藤の園芸品種。名前の通り花房が長いことが特徴でこのような棚仕立てにして育てるのだそうだ
藤棚はその全体を見て、あぁすごくきれいだなぁって思う。しっかり花を見ても1輪1輪がなかなかきれいな藤色、花の形はマメ科って感じだね。
すぐ横に茶室があるところが、京王百草園のいいところ。
新緑の中の藤棚、赤い絨毯と傘もよく映える。
京王百草園は、ぼたんの花も見頃になっている。
ぼたんの写真も一杯あるのでまた別の記事に
京王百草園は駐車場がないので、京王線百草園駅から徒歩となる。タクシーの利用は聖蹟桜ヶ丘駅か高幡不動駅からになるが、京王百草園に行くために通る川崎街道が多摩動物公園渋滞の影響で渋滞することもあるので、この時期はちょっと注意が必要かも