夏の昭和記念公園を飾るのはユリの花。
ユリの王様(女王?)は2人いるが、まずはその1人のヤマユリ(あくまでも私感です)。
堂々とした大輪の花が豪華でしかも少し離れたところからいい香りがする。
暑いなか立川口から一番遠いこの場所(こもれびの丘)まで歩いて来た甲斐があった。
発芽から花が咲くまで5年以上かかり数が減っているそうだ。盗採されるのを防ぐため監視員が巡回している旨の看板があった。
ヤブカンゾウ(藪萱草)。ヤマユリと違って河川敷や田んぼのあぜ道でよく見かける庶民派。
これはノカンゾウ(野萱草)。ヤブカンゾウが八重咲き、ノカンゾウは一重咲き。
この花の色をもっと黄色にしたら同じユリ科ワスレグサ科のニッコウキスゲになる。
ここからはオリエンタルハイブリッドというヤマユリなどを交配してつくられた大輪で香りの良い品種が育てられている「さざなみ広場」近くのユリ。
オリエンタルハイブリッドでは珍しい八重咲きのユリ、ミスマルコ。
コンカドール、黄色いカサブランカとも言われているそうだ。
なぜかちょっと懐かしいリリーの缶詰を思い出す花。
シルクロード、この花は背が高かった。180cmぐらいありそう。
最後はオリエンタルハイブリッドの代表品種、カサブランカ。
2人いるユリの王様のもう1人がこのカサブランカ(あくまでも私感です)。
純白の大輪で香りも良いとなると人気になるのも当然。
これだけのカサブランカのすべてに支柱を立てて、手入れをしながら育てるのはすごい手間なんだろうなぁ。
夏の昭和記念公園、ヤマユリとカサブランカの次は8月のサギソウ(鷺草)。