今の週末も梅雨らしいぐずついた天気になった東京多摩地区。
高幡不動尊の第36回あじさいまつりは本日(6月30日)が最終日。
今日であじさいまつりは終わりだけど、四季の道周辺の西洋アジサイはまだ見頃。
この西洋アジサイも7月4日にアジサイの花を剪定する珠切りが行われる。来年もきれいに咲いてもらうために実際される作業。
同じ株で並んでいる額アジサイの中央部分の花の咲き具合が違うのが面白い。
枯れかけている山アジサイ。上は深山八重紫(ミヤマヤエムラサキ)かな。色がいい感じで抜けて、和紙で作った花のような趣がある美しさを感じる。
境内で先週から咲いている夏の花、アガパンサス、ユリ科。
この1週間かなり咲き始めた。
こちらはアガパンサスのすぐそばで咲き始めた小紫(コムラサキ)、クマツヅラ科。
このコムラサキは秋になると。こんな感じのきれいな実をつける。下写真は昨年の9月に撮ったもの。
同じクマツヅラ科でよく似た感じの紫式部(ムラサキシキブ)があるが、この小紫(コムラサキ)は紫式部より背丈が小さく、実が密集して成るので見映えがする。従って庭先などで見かけるのはほとんどがこのコムラサキ。
秋の七草なのにもう咲き始めている 萩(ハギ)、マメ科。
これは禊萩(ミソハギ)、ミソハギ科。 お盆のときに 、このミソハギの枝を水をつけて、仏前のお供物に禊(みそぎ)をするんだそうだ。
これはクロコスミア、アヤメ科。姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)、モントブレチアなどとも呼ばれる鮮やかな色の花。
次の週末は七夕 。高幡不動尊の参道はたくさんの七夕飾りで賑やかになっているが、お不動さんは入り口の不動堂前にだけ七夕の飾りが置かれる。
今週の高幡不動尊Vol.542
(撮影 2019年6月30日)
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