2012年9月22日、秋分の日の散歩道の様子。
1週間前はまったく姿がなかったのに、お彼岸の日に急に伸びてきて花まで咲かせる彼岸花。
たぶんこの週末は上の写真よりもたくさん咲いているだろう。
ツルボ(蔓簿)、ユリ科。この花もこの時期になると急に伸びて花を咲かせる。
同じこの時期に咲くヤブラン(藪蘭)と似ている。
こんなところでフヨウ(芙蓉)、アオイ科がきれいに咲いている。
今更だけどフヨウって草ではなく木なんだね。
ツユクサの群生。これを見るとツユクサは梅雨の草ではなく露の草。俳句の世界では秋の季語だということがわかる。
キバナコスモス(黄花コスモス)に囲まれても存在感がある。
この河川敷にはキバナコスモスがたくさん咲いている。
黄花コスモスは普通のコスモスより早く、初夏からずっと咲いているがやはりたくさん咲くのはこの時期。
下のようにちょっと明る目に撮った方が秋の光景っぽくていいかな。
これはニラ、地味だけどよく見るとなかなかかわいい花。
ニラはユリ科とされているけど、分類体系によってはヒガンバナ科なんだね。
マルバルコウソウ、ヒルガオ科。
小型の朝顔のような小さくてかわいい赤い花。この赤色は結構目立つ。
秋分の日は9月23日だと思っていたら、今年は22日。これは1896年(明治29年)以来116年ぶりなんだそうだ。前回と116年もあいたのに次は4年後の2016年も9月22日。
秋分の日は天文学上の秋分日(太陽が秋分点を通過する日)なので22日、23日だけでなく24日のこともあって、1979年(昭和54年)が9月24日で次は2103年9月24日。もうこれはずっと先、22世紀だ。