春分の日3月20日の高幡不動尊の様子。 前回は桜の様子で今回は桜以外の様子。
楽しみにしていたショウジョウバカマ、ユリ科又はメランチウム科が咲いていた。 咲いている場所は大日堂前の灯篭下と山内の山アジサイが咲くあたり。
ショウジョウバカマ(猩猩袴)のショウジョウ(猩猩)は大酒飲みで紅色の毛を持つ猿のような中国の想像上の動物で、袴はその袴という名前。花がショウジョウで葉が袴なんだそうだ。
品の良い明るい紫色なんだけど、大酒飲みなのか・・・(笑)
たぶんタチツボスミレだろう、スミレの花もたくさん咲き始めた。
アズマイチゲかと思ったけど葉の切れ込みが深いのでキクザキイチゲ、キンポウゲ科
大日堂前の大きなボケ、バラ科は1週間前から咲いていてすでに見頃。ボケの花は1つの枝に赤色、白色、紅色の花が咲き、そして鋭いトゲもある。桜や梅がバラ科と聞くと、そうなの?と思うけど、ボケのこのトゲを見るとバラ科であることに納得する。
冬の名残のように咲くツバキ(椿)、ツバキ科。赤色と白色が混じった美しい花びら。一重でシンプルな白色のツバキがひっそりと咲いていた。 ツバキ(椿)やサザンカ(山茶花)は冬の花のイメージがあるけど、椿が咲くのは初春からで初夏の頃まで咲く品種もある。
これはスギナ、トクサ科。先週はツクシの姿もあったけど、もうこの日はスギナの林。
先月、カエルの卵の写真を撮った小さな池。もうオタマジャクシが一杯だった。スミレ、ツクシにオタマジャクシ。まるで春の童謡の歌詞みたいな高幡不動尊だった。
今週の高幡不動尊Vol.578 (撮影 2020年3月20日) にほんブログ村
コメント
おおっ、キクザキイチゲが咲いているじゃないですか。。。
大好きな花で10年前から根を買って育てていたのですが、
翌年を超えられずに枯れてしまいました。
今では、筑波山くらいでしか見られません。
こうして咲いている姿を見られるのは嬉しい限りです。
ちびた>凪々さん
高幡不動尊のキクザキイチゲはひっそりと咲いていました。
育てるのが大変な花なんですね。