2020年2月に訪れたミャンマー中央部のマンダレー地方にあるバガン遺跡の旅(3)
<まえがき>旅行中にiPhoneで撮った写真が500枚以上あるが、写真を見てもどこを撮ったものなのかわからない写真が多く、旅の記録もほとんどないため、どのようにブログ記事にしていいのか途方に暮れていた。あまり考えていてもどうしようもないので、iPhone写真に記録された位置情報をもとにGoogleMapで場所を検索して、記事にできそうな写真から旅行の行程とは関係なく記事にしていくことにした。
インターネットで調べてみると、バガン遺跡に行ったら必ず見るべき場所として紹介されているアーナンダ寺院。
白い外壁の建物の中央部分に黄金の尖塔があるモン様式とインド様式の折衷様式の建物で、均整の取れたきれいな姿はビルマのウエストミンスター寺院と称されているそうだ。 1105年に建立されたそうなので、日本だと平安時代。
この入口からしばらく両側にお土産店が並ぶ。浅草の仲見世通りのような感じ。この写真はアルファベットが併記されているのでアーナンダ寺院(アーナンダ・パヤー)であることがわかる。
アーナンダ寺院は東西南北の方角にそれぞれ9.5mある黄金の仏像が安置されている。 仏像を周る回廊は2重になっていて、この賽銭箱ならぬ紙幣が置かれている賽銭エリアは外側の回廊にある。ミャンマーは硬貨もあるらしいが市中には流通していないため、お賽銭もすべて紙幣になるので、なんだか乱雑に置かれた感じになってしまう。実は仏像のすぐ前にちゃんと箱がある。
これは西側の釈迦牟尼仏(Gotama)。良く見ると手の指の長さが同じだった。
これは北側の拘楼孫仏(Kakusandha)。この仏像だけ背面が金色ではなくきれいなガラス細工のような色。 手前には紙幣が一杯つまった賽銭箱が見える。
これは東側の拘那含牟尼仏(Konagamana)。ちなみに西側と東側の仏像は焼失して再建されたもので、南側と北側がバガン王朝時代そのままの仏像なんだそうだ。
これは南側の葉仏(Kassapa)。 北側の仏像も同じだけど手の合わせ方が日本の仏像とはちょっと違う。
2重になっている回廊の壁には、仏像が祀られていたり、明かり取りの窓があったりと、なかなか凝った造り。
これがミャンマーに夕方到着して、ヤンゴンから深夜バスで走ってバガンに到着した朝に見たミャンマーの朝日。空にはバルーン(熱気球)が飛んでいる。このバルーンに乗った記事はまた後日。
そしてこれが1日バガン遺跡を観光したあとの夕陽。実はこの朝日と夕陽の写真は同じ場所”Sulamuni Manmade Sunset Hill”という丘から見た景色。東側と西側だから当然方角は180度違うけど。
当日は同じ場所だって言われたけど、朝が早くていまひとつ場所が良くわかっていなかった。後日確認したらiPhone写真に記録された位置情報が同じ場所だった。
夕陽に戻って、この遠くに見えているのがダヤマンジー寺院 この日の夕陽は一度雲の中に隠れて、最後に薄っすらと赤く出てきた。
夕陽を見た後、見えていたダヤマンジー寺院に向かった。 アーナンダ寺院も同じだけど、入り口の前に広い駐車場があって、そこにたくさんのお土産店(露店)が並んでいる。
このダヤマンジー寺院はバガン最大規模の寺院で1170年にナラトゥー王により建設が始められたものの、その王が暗殺されて工事が中止になり未完成のままの状態なんだそうだ。 この寺院も東西南北に入り口があり仏像が置かれていた。写真を撮ってない(汗)。 ここも回廊が2重になっているが内側の回廊には入れないそうだ。未完成だからか、いろいろと入れない場所がある寺院なんだそうだ。
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コメント
荘厳な印象の建物ですね。
金色の寺院は思わず拝んでしまいそうです。
(*^_^*)
ちびた>凪々さん
バガン遺跡で見るべきと言われているだけあってなかなか見応えのある建物でした。
金色を見ると拝みたくなるのは人間の性でしょうか(汗)
あと何年?くらいで
また海外を旅できるようになるかなぁ~~~
行けないとなると
堪らなく行きたくなりますね
それにしても平安の頃にこんな巨大な寺院
凄い文明ですね!”!”
ちびた>hisamiさん
ワクチンが開発されれば観光客も海外に行けるようになるのではないかと思っています。
世界三大仏教遺跡の1つと呼ばれるだけのものがありました。
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