梅まつりが終わった(3月25日まで)京王百草園。今年は遅咲きの梅がまだ見頃。
きれいな青空に紅梅と白梅。
白い花がモクレン、下の桃色の花は梅。
日本庭園らしい風景。でも、この場所のメインは藤棚。きれいに見えるのは5月かな。
梅「思いのまま」。この梅の存在を初めて知ったのは百草園のこの木だった。
百草園の「思いのまま」は花の数も少なく、高幡不動尊よりもかなり遅咲き。
私のイメージでは桃色の梅は早咲きが多いけど、まだきれいに咲いている桃色の梅もある。
この紅梅はサバシコウ、佐橋紅と書くそうだ。
これは冬に咲く桜と紹介されることもあるケイオウザクラ(啓翁桜)。梅も桜も同じバラ科サクラ属だけど、こうやって花をよく見るとなんとなく違う。花が似た品種もきっとあるんだろうけど・・・
花の付き方も違っていて、梅は枝にそって並んで咲くが桜は固まって咲く傾向がある。
この時期にここを訪れる楽しみはこのカタクリ(片栗)の花を撮ること。
カタクリはユリ科。春先に花をつけた後、夏までに葉をつけるが、葉はわりとすぐに枯れてしまい、あとは球根のみで越冬する、いわゆるスプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれる植物。
白鳥を思い浮かべる姿。
スプリング・エフェメラルは春の早い時期に活動を始める虫が媒介する虫媒介。
まだまわりに花がすくない時期のためだろうか、たくさんの虫が飛んでいた。写真はたぶんマルハナバチの仲間。
この梅の花は先日の台風なみの低気圧の嵐で散ってしまっただろうか・・・
京王百草園はそろそろミツバツツジが咲く時期。地味な場所だけど、四季の花が次々と楽しめる所。