9月最後の週末。昭和記念公園のイチョウ並木の下は銀杏がたくさん落ちていた。
これは立川口カナール横のイチョウ並木。
今回は熟して落ちた銀杏のためだろうか、台風の風で落ちた銀杏と違ってあの臭いが・・・
まだ最盛期ほどの強烈さはない。
見上げると、まだたくさんの銀杏。
こちらは、運動広場西側のイチョウ並木。
ほんの少し色が変わりはじめた程度。よく見ると銀杏がたくさんついている。
下にはたくさん銀杏が落ちていて、あの臭いがしているがまだそれほどでもなく、この日はお隣のバーベキュー場からのいい香りが勝っていた。
みんなの広場のそばではシオン(紫苑)、キク科が咲き始めていた。
この花は美味しい蜜がたくさんでるのだろうか、虫や蝶がたくさん。
秋らしい日射しで輝いてみえるのは力芝、イネ科。
引き抜くのが容易でなく大変な力が必要なのでついた名前だそうだが、見た目は大ねこじゃらし。
この日は快適な散歩日和だったので、近所ではあまり見かけない山野草を見ることができるこもれびの丘に足を伸ばす。
これはツリフネソウ(釣舟草)、ツリフネソウ科。
帆掛船を吊り下げた形に似ているからついた名前だそうだが、変わった花だ。
これも変わった形の花、カリガネソウ(雁金草)、クマツヅラ科。
これは赤紫色のゲンノショウコ(現の証拠)、フウロソウ科。
ゲンノショウコは白い花をたまに見かける。
これはシモバシラ(霜柱)、シソ科。
この花は冬に枯れた茎の根もとに雪の結晶ができることからついた名前。どちらかというと冬にその雪の結晶を見るために訪れる人の方が多いと思う。
秋らしい色をした赤とんぼ。
これからいろいろな秋が楽しめる昭和記念公園。心配なのは週末の天気だけ(汗)
昭和記念公園(Vol.96)
(撮影 2013年9月)