晩秋の京都 小野小町ゆかりのお寺 随心院

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晩秋の京都を訪れた時の日記、第四弾は、小野小町ゆかりの門跡寺院 真言宗 随心院。  

絶世の美女として知られており、美人の代名詞ともいえる小野小町。随心院の住所は「小野御霊町(おのごりょうちょう)」で小野氏の一族が栄えたところ。随心院は小野小町が晩年を過ごした地とされている。ただ六歌仙・三十六歌仙に名を連ねた小野小町は、歌の才能とその美貌で知られているが、不明なことが多く生没年不詳。だから、生誕地についても晩年についてもいろいろな説がある。

これは小野小町の歌碑。百人一首の9番の歌「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に」。花が色あせていくのと同じく自分も年老いていく姿を嘆き歌ったものとされる歌。競技かるただと、上の句の「はなのいろは」で、下の句「わがみよにふる」を探す、子供の頃は正月にやったけど、いまではもうまったくやらない。

小町堂(納骨堂)。小野小町の姿が見える。これらのほか、小野小町のもとに届いた千束の文を埋めたと伝わる小野文塚や、小野小町がこの井戸の水を使い化粧をしていたという化粧井戸などがある。

このお庭はライトアップされ夜間特別拝観が実施される。 心字池を中心とする池泉鑑賞式庭園。紅葉は見頃すぎになってしまっている。

ここから見る紅葉がきれいだ。

この色鮮やかな襖絵は極彩色梅匂小町絵図。2009年(平成21年)の制作。小野小町の一生を描いたものを襖にしたもので、原画だるま商店、制作アーテファクトリーだそうだ。書院にある狩野派の襖絵などと同じで数年前までこの襖絵も撮影禁止だったそうだが、「写真を撮りたい」という声があまりにも多かったため、この襖絵だけは現在は撮影可能になっている。ありがたいね。 

    真言宗 随心院撮影 2021年11月28日 にほんブログ村

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コメント

  1. hisami より:

    ここは行った事ないです!”
    襖絵 素敵ですね❤
    春の頃 行ってみようかなぁ♪

    • chibita より:

      ちびた>hisamiさん
      襖絵は見事でした。SNS映します。
      若い女性がすごく多かったです。

  2. 凪々 より:

    やはり、京都は趣があっていいですね。
    こうして紅葉と寺院のコラボが見られて
    良かったです!(*^_^*)

    • chibita より:

      ちびた>凪々さん
      晩秋の京都は特に趣を感じます。
      紅葉もギリギリでしたが楽しめました。