いま高幡不動尊の境内でたくさんのツバキが咲いている。
ツバキとサザンカは共に冬の花というイメージがある。サザンカは晩秋から冬が花期だけど、ツバキは冬から春が花期。
ツバキ(椿)は万葉集にも登場し木に春と書くことから、昔から春の花と考えられてきたのだろう。
ちなみに、木に夏でエノキ(榎)、秋でヒサギ(楸)、冬でヒイラギ(柊)。
俳句の季語としても椿は春(三春)。三春とは初春・仲春・晩春なので冬よりも春の花。椿は花の咲き方も一重咲き、八重咲き、千重咲きなど多種多様。個人的には乙女椿とも呼ばれるピンク色で千重咲きの椿がきれいだと思う。(この写真だけ昭和記念公園)
花びらの色も単色だけでなく、絞りや斑状のものなど多種多様。
落ちた椿。椿は地面に落ちてもまだ美しい花の状態を保つという見方もあるけど、やはりちょっと寂しい風景に感じる。
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コメント
おはようございます♪
山茶花は、どれも同じような花に見えちゃいますが、椿は、花の形が色とりどりで品種が多く感じます。
春まで、楽しめるのは嬉しいですね。
ちびた>凪々さん
椿は勝手に冬だと思っていましたが、割りと春に咲く品種も多いような気がしてます。
春は他にいろいろな花が咲くので、冬の方が主役になれるのかもしれません。
木偏シリーズ、勉強になりました。実家に越す際にツバキは切ってしまいました。
ケムシの好物らしく、毎年、母がやられてましたので。
ちびた>しょうちゃん
ツバキってケムシがつくんですね、サクラと同じですね。
ケムシがすごいと切ってしまう気持ちもわかります。
高幡不動ではまだ椿の花が楽しめるんですね。
先日行った町田薬師池の椿園はほとんど花がありませんでした。
椿というと寒い日が似合うように思います。
ココ数日暖かで椿の花にはつらいかもしれませんね。
ちびた>西やんさん
この時期はブログの記事と咲いている花がズレて来るのですが椿はまだ楽しめます。
暖かい日が続いていますが、この週末の天気がちょっと心配です。