妙高高原スカイケーブル　ブナ林の紅葉

今週、秋休みと言った方が良いぐらいかなり遅めの夏休みとして犬連れで旅をした。

旅の行程としては、白川郷⇒富山⇒妙高高原の順番だったけど、今回はブナ林の紅葉が見頃だった妙高高原スカイケーブル山頂駅付近の様子。妙高高原ってどこなんだ？という場合は、以下のマップを参照。新潟県と長野県の県境付近で、長野自動車道・中央自動車道を使うと自宅まで車で４時間ほどの場所。（妙高高原スカイケーブルのHP http://www.akr-sky.com/access/ から転載）

スカイケーブル（ロープーウェイ）が向かうずっ～と先の山が標高2,454mの妙高山。スカイケーブルの山頂駅はだいたい中間付近の標高1,256mの場所にある。ここは冬は赤倉観光リゾートスキー場になるので、ややこしいけど下の方に見えるケーブルはクワッドリフトのケーブル。

モダン外観のターミナルビル。ありがたいことにこの妙高高原スカイケーブルはペットが乗車可能。

小さく赤い屋根が見えるが山麓駅から頂上駅の間に赤倉観光ホテルがある。スキー場の名前が赤倉観光リゾートスキー場と言うだけあって、ホテルの前がゲレンデですぐに滑ることができ、さらに源泉かけ流しの天然温泉に入れるという最高のロケーション。 一度でいいからこんなホテルに泊まってスキーをしてみたい。

頂上駅のすぐ横の「ホテルＡコース」という上級者コースの両側のブナ林の紅葉が見頃になっていた。 

快適な天気で時間もあったので、ブナ林コース（１周約２０分）と展望コース（１周約３０分）の両方を回った。（妙高高原スカイケーブルのHP http://www.akr-sky.com/walk/　から転載）

右側の道をそのまま進むと展望コース、左側の看板を進んで林の中に入るのがブナ林コース。まずは右側の展望コースから回ってみる。

途中にあった建物。遠くから見ると公衆トイレなのかとも思ったが、近づいて見るとリフト乗り場の前にあるチケット確認用ゲートの建物だった。積雪量を考えて窓口がかなり高く作ってある。

展望コースの目的地でもある展望広場。    湖が野尻湖でその先が斑尾高原、遠くの山が志賀高原らしい。  

展望コースを回り終わって次は左側のブナ林コースに入る。  ブナ林コースの入口付近。    ゆるい傾斜の登り道だけど、ブナ林は明るい林で森林浴を楽しむことができる。    コースの途中にはブナの木の特徴が書かれた看板がある。そこにはブナ林は水をたくさん蓄えることができる理想の林であることが書かれていた。その保水力の高さから「ブナの森に水筒はいらない」とか「一本のブナの木から８トンもの水がわき出る」などと言われるそうだ。    ブナは広い葉で雨を受け止めて枝を伝って幹に水を流すため、幹にはコケのような菌類や藻類が着きやすい。これらが独特な模様を作り出すため、もともとの樹皮がわかりづらくなっている。 

ブナ林コースの最後は林から出てゲレンデの急斜面を下る。スキーならば一瞬で滑り降りることができる斜面を膝をガクガクにしながら降りた。          ブナ林はブナの木を中心にミズナラなどいろいろな木を交えた落葉広葉樹林。真っ赤に色づいているのはウルシだろうか。    旅に出ていてブログの更新がしばらく止まってしまっていたが、以前から予定していた時期に全国旅行支援が適用されてお得感がある旅になった。

        撮影  2022年10月21日 にほんブログ村